英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相撲雑感 2023九州場所6日目まで

2023-11-18 17:07:02 | スポーツ
(「相撲」が「相棒」に見えるのは、私だけなのだろうか?)
 照ノ富士は今場所も休場(やはりあの相撲が……)
 横綱不在とは言え、3大関(貴景勝、霧島、豊昇龍)、3関脇(大栄翔、若元春、琴ノ若)が充実しているので、面白い場所になりそうだと思っていた。
 3日目までは特に充実していて、6力士の合計成績は20勝1敗!(若元春が高安に敗れただけ)。相撲内容も良かった。
 とは言え、地力があり、充実していても、一瞬のスキや、動きに遅れ・迷いを見せれば、黒星がついてしまう。
 6日目を終わって、貴景勝5勝1敗、霧島4勝2敗、豊昇龍5勝1敗、大栄翔4勝2敗、若元春3勝3敗、琴ノ若6勝0敗と、やや減速。
 優勝争いに目を向けると、6戦全勝が琴ノ若、一山本、5勝1敗が貴景勝、豊昇龍、翠富士、熱海富士、美ノ海。

(以下は覚え書き程度だと思ってください)
貴景勝……状態が回復してきているようだ。前に出る圧力も増してきているが、相手に耐えられた時が、やはり問題。体力・持久力の問題もあるが、ムキになったり、焦るのが欠点。墓穴を掘るシーンが今後あるかもしれない。
霧島……取りこぼしが見られるが、後半調子を上げてくるだろう。
豊昇龍……気の強さが長所だが、気が強すぎて墓穴を掘りそう。豪ノ山戦は何が癪に障ったのだろうか?相手が仕切り線に手を下ろしているのだから、それに合わさないのはおかしい。それをきちんと捌けない行司も情けない(照ノ富士ー翔猿の時の行事)
大栄翔……突きの威力は健在だが、ここ数場所、2歩目が出ない。当たった後、押そうとする気持ちが強すぎて、上体だけに力が入り、足が伴わない。それでも、突きの威力が強いので、勝ち切ることが多いが、観ていると、前に落ちそうで怖い(大栄翔のファンです)
若元春……精彩を欠いている。取り口が後手に回り、攻めることができていない。
琴ノ若……身体が大きいが下半身、上半身とも柔軟。一気に押し込まれることはないし、ハタキや変化にも体勢を崩すことも稀。慌てず、じっくり相撲を取ればかなりの勝率を上げられそうだ。
正代……ポテンシャルは高い。強い時の強さは大関以上。ただし、取り口がさえないので、後手に回ることが多すぎ。もっともっと勝てるはず。
高安……何度もあと一歩で優勝を逃している。一度でいいから優勝賜杯を抱えてほしい。一瞬の強さは途轍もないが、故障がちなので足がついていかないことが多々ある
錦木……前への安定した圧力は角界一。数場所前、覚醒したが、あの当時の相撲を思い出せば、充分大関になれそう。調子を上げてきているので、2敗しているが優勝争いに絡めそう
熱海富士……先場所よりも内容が良い。強さを感じる
玉鷲……歳を感じさせない若々しい相撲だ。今場所はひと暴れしそう
一山本……十両に落ちた時は、常に引き技が頭にあるような相撲だったが、今場所は前へ前へ出ている
美ノ海……一山本同様、前に出る相撲が光っている


 まあ、とにかく、大栄翔は2歩目の足を出してほしい。

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