松寿丸が人質に
官兵衛の決断、松寿丸の覚悟、光の悲しみ
正直、官兵衛のこれまでの「織田に付きましょうぞ」の弁(御着での評定)、「播磨(姫路)は重要ですぞ」の弁(信長への謁見)より、今回の松寿丸の弁の方が力を感じた。
「親子の情」プラス「祖父の情」が丁寧に描かれていた。
「親子の情など分からぬ」と信長は言ったが、松寿丸を秀吉に預ける温情?措置(五輪)
それにしても、御着の家臣どもは座ってツベコベ言うだけ。
政職の嫡男・斎が仮病でなかったのが救いか。
松永久秀の謀反と、その人生
『官兵衛紀行』によると
奈良県平群町。信貴山城は大和を支配するため、松永久秀によって整備されました。
官兵衛が生きた乱世という時代に、久秀は智略と謀略を尽くし、大名にのし上がった人物でした。
信長に謀反を起こし城に立て籠もった久秀は、大軍に攻め込まれます。
信貴山、朝護孫子寺。聖徳太子が開いたと伝わる寺は、この戦いで焼き尽くされました。
信長に敗れ、信貴山に散った久秀、達磨寺には久秀のものと伝わる墓が、ひっそりと佇んでいます。
信貴山城の戦いは、官兵衛ら戦国武士たちに、信長の力を改めて知らしめたのです。
だそうです。
久秀の謀反の理由は諸説あるそうだが、今回は茶釜「古天明平蜘蛛」を手放したくなかったからのようだ。(あと足利義昭にそそのかされたという描写もあった)
このエピソード(爆死)はインパクトがあるので、茶器云々を前面に押し出すのに異論は挟まないが、信長が茶器を差し出せと迫る表現はなく、子供より茶器を選んだ変人ぶりだけを描いていたのは残念である。
それはともかく、「信長に従っていても未来はない」という思いもあったのかもしれないが、なぜ、このタイミングで?それも単独で?しかも籠城では活路が見いだせないし。
若い頃はやり手であったが、晩年は歯車が狂ってしまったのだろうか?人質の息子たちが可哀そうだった。
☆お道、ご懐妊
お道が妊娠し、善助も嬉しそう。
明るい話題であったが、光が松寿丸を生んだのち子どもに恵まれないこと、その後の「人質問題」への伏線にもなっていた。
それはともかく、お道役の福島リラさん、人を惹きつける力が相当強いと感じる。私、好きです。
次回は、何だか非常に大変そう…………(今週も大変だったが)
【ストーリー】番組サイトより
ようやく秀吉の播磨出兵が決まり、胸をなでおろす官兵衛。それに先立ち信長は、播磨諸将に人質を差し出すように命じる。
小寺家からは政職の嫡男・斎(いつき)を出すはずだったが、日延べを繰り返すうちに期日が過ぎてしまう。苦境に立たされた官兵衛は、自らの一粒種・松寿丸を差し出す決意をする。しかし、光は猛反対。そんな父と母の言い合いを聞いた松寿丸は…。
官兵衛の決断、松寿丸の覚悟、光の悲しみ
正直、官兵衛のこれまでの「織田に付きましょうぞ」の弁(御着での評定)、「播磨(姫路)は重要ですぞ」の弁(信長への謁見)より、今回の松寿丸の弁の方が力を感じた。
「親子の情」プラス「祖父の情」が丁寧に描かれていた。
「親子の情など分からぬ」と信長は言ったが、松寿丸を秀吉に預ける温情?措置(五輪)
それにしても、御着の家臣どもは座ってツベコベ言うだけ。
政職の嫡男・斎が仮病でなかったのが救いか。
松永久秀の謀反と、その人生
『官兵衛紀行』によると
奈良県平群町。信貴山城は大和を支配するため、松永久秀によって整備されました。
官兵衛が生きた乱世という時代に、久秀は智略と謀略を尽くし、大名にのし上がった人物でした。
信長に謀反を起こし城に立て籠もった久秀は、大軍に攻め込まれます。
信貴山、朝護孫子寺。聖徳太子が開いたと伝わる寺は、この戦いで焼き尽くされました。
信長に敗れ、信貴山に散った久秀、達磨寺には久秀のものと伝わる墓が、ひっそりと佇んでいます。
信貴山城の戦いは、官兵衛ら戦国武士たちに、信長の力を改めて知らしめたのです。
だそうです。
久秀の謀反の理由は諸説あるそうだが、今回は茶釜「古天明平蜘蛛」を手放したくなかったからのようだ。(あと足利義昭にそそのかされたという描写もあった)
このエピソード(爆死)はインパクトがあるので、茶器云々を前面に押し出すのに異論は挟まないが、信長が茶器を差し出せと迫る表現はなく、子供より茶器を選んだ変人ぶりだけを描いていたのは残念である。
それはともかく、「信長に従っていても未来はない」という思いもあったのかもしれないが、なぜ、このタイミングで?それも単独で?しかも籠城では活路が見いだせないし。
若い頃はやり手であったが、晩年は歯車が狂ってしまったのだろうか?人質の息子たちが可哀そうだった。
☆お道、ご懐妊
お道が妊娠し、善助も嬉しそう。
明るい話題であったが、光が松寿丸を生んだのち子どもに恵まれないこと、その後の「人質問題」への伏線にもなっていた。
それはともかく、お道役の福島リラさん、人を惹きつける力が相当強いと感じる。私、好きです。
次回は、何だか非常に大変そう…………(今週も大変だったが)
【ストーリー】番組サイトより
ようやく秀吉の播磨出兵が決まり、胸をなでおろす官兵衛。それに先立ち信長は、播磨諸将に人質を差し出すように命じる。
小寺家からは政職の嫡男・斎(いつき)を出すはずだったが、日延べを繰り返すうちに期日が過ぎてしまう。苦境に立たされた官兵衛は、自らの一粒種・松寿丸を差し出す決意をする。しかし、光は猛反対。そんな父と母の言い合いを聞いた松寿丸は…。
上杉謙信と織田軍(柴田勝家他の)
の『手取川の戦い』で、
謙信が圧勝したのと連動しているのが、
今回の松永久秀の謀反です。
なので、タイミング的には正しく、
しかも昔、松永久秀は、上洛した上杉謙信を
見たことがあるので、
信長と謙信の格の違いを『生』で知る、
数少ない武将でした。
もっとも、謙信がその後、上洛せずに
引き返した為に、松永軍は孤軍になって
しまいましたが・・・・・。
それにしても、天守閣の一部が
吹っ飛んでたような気が・・・・。
凄い爆発だな。平蜘蛛爆弾。
(敵に使っても、結構戦えそうな
爆発力じゃないですか・笑)
さて、今回の見どころは、
官兵衛VS光(てる)
でした。双方とも引かず、決め手も
ないままに膠着状況に陥ったのですが、
それを打開したのが、
松寿丸でした・・・・。
と、いうか・・・・
官兵衛を超えたでしょ。あの説得術・・・・(笑)
光(てる)も松寿丸を引っ叩いた後に、
激しく抱きしめるなんて・・・・。
ありがちだけど、好きだな。あれは。
そして、
>「親子の情など分からぬ」と信長は言ったが・・・・
その割には信忠にはいろんな助言を
突き放すような言い方をしつつも
さりげなくしていて、
そして、功が立てやすい
信貴山攻めを命じ、さりげなく部下に秀吉とかも
付けてあげる始末。
実は信長も親バカ??と
なんとなく思わせるエピソードでは
あります。(笑)
まっ、お濃さんの人質のセリフの下りは
説明文っぽくて、違和感まんまん
なのですが(笑)
>小寺政職さまの家臣
あれだけいるのに、官兵衛1人にかなわないなんて
・・・・。役立たずにも程が・・・・(笑)
しかし、『ごますりの能力』だけは、
官兵衛よりも上そうです。
やったぁ~~~~!!ついに来たぁ~~~~。
『播磨戦記』の始まりやぁ~~~~。
待っとったでぇ~~~~。
ではではっ。
謙信と勝家の
『手取り川の戦い』
自体が無かったとか小規模だった、
の説もありますので、
今回の大河ドラマがそっちの説だった
可能性もあります。
この文章も追加でつけておきますね。
ではではっ。
光の「信用ならぬのは御着の殿です」はよかった。
「小寺は黒田で持っている」という点が、人質変更が認められた肝かとおもいます。
最近「覆す力」「勝負心」「将棋エッセイコレクション」「オール・イン」と将棋本を立て続けに読んでます♡
なるほど、上杉氏の動きと呼応しての謀反という説ですね。その描写がないと、単に茶釜に固執したように思ってしまいます。「謀反」→即「籠城」ですから、わけが分かりません。
松寿丸は大活躍でした。それに健気でした。
>お濃さんの人質のセリフの下りは説明文っぽくて、違和感まんまんなのですが(笑)
これは、いつものことです。お濃は、「陰?影?のナレーター」ですね。
>あれだけいるのに、官兵衛1人にかなわないなんて
・・・・。役立たずにも程が・・・・(笑)
>しかし、『ごますりの能力』だけは、官兵衛よりも上そうです。
わはは、確かに。
>やったぁ~~~~!!ついに来たぁ~~~~。
『播磨戦記』の始まりやぁ~~~~。
ついに、秀吉が入城。
でも、次回は大変そうですね。
補足説明もありがとうございました。
>利害にさとい松永久秀は信長の形勢が不利と判断しないと動かないはずなので、こてさんの言った背景が描けてないと、ただの骨董好きのいかれたオヤジになってしまいます。
ですよね。ただの骨董好きのオヤジでした。
>光の「信用ならぬのは御着の殿です」はよかった
きっぱりと「これも武士の子の運命です」と親が諭す流れもあるのですが、今回の場合、御着の殿があまりに信用できないので、光の心配ももっともです。
>「小寺は黒田で持っている」という点が、人質変更が認められた肝かとおもいます。
まあ、これまでの官兵衛の活躍(播磨諸将の信長への謁見までの段取りや、毛利撃退)を信長も知っているので、認めてもらえたのですよね。