(「その1」、「その2」、「その3」、「その4」、「その5」、「その6」、「その7」、「その8」、「その9」、「その10」、「その11」、「その12」、「その13」、「その14」、「その15」、「その16」、「その17」)
(もう閉幕してから、50日近くも経っているのに……
でも、書いてしまわないと、落ち着いて他の記事が書けないんです)
“ベストゲーム”と題しているのに、何試合も挙げるのはおかしい気はしますが……
バスケットボール 男子決勝戦 アメリカーフランス戦
フランスだが……日本が勝利寸前(将棋評価値で言うと99%)まで追いつめたチームと同一チームなのか?
………本当に強い!
ウェンバンヤマやヤブセレを中心に、個々の選手がアメリカの選手と引けを取らないポテンシャルとプレーで、《やられたらやり返す》といった感じで、互角に渡り合った。
ウェンバンヤマは222cmの高さに加え、速さと巧さを兼ね備えたスーパープレーを連発。NHKのNBA中継が2015-16シーズンを最後に終了してしまったので、最近のNBAについてはホントに疎い私は、本当に驚いた。
ヤブセレ(ヤブゼルとも表記される)はパワーと気迫にあふれ、彼が得点すると会場が一気に盛り上がった。
それでも、アメリカは“ビッグ・スリー”(←私が勝手に命名?、後述)の他にも、アンソニー・デービス、ブッカー、アンソニー・エドワーズなど強力な布陣で、やや押し気味で得点もリードしていった。
第3Q開始3分3秒には、61-47と14点差をつけた時には、“勝負あり”と思われたが、そこからフランスが逆襲。第3Q終了時には72-66と6点差に詰めた。
さらに、第4Qには、試合終了残り約3分で3点差に詰め寄り(82-79)、もう勝利がどちらに転がっても不思議ではない雰囲気になった。
そこから……そこから、試合を決めたのがスティフィン・カリー!
まず、3Pシュートを決め6点差とし、フランスの反撃ムードに水を差す。
さらに、アメリカはファールを貰ったデュラントがフリースローを2本沈め、8点差に。フランスも2点返し、87ー81とする。
ここからが凄かった。
3Pライン付近でボールを貰ったカリーが、ドリブルで中に切り込むと見せかけて、ステップバックして3Pライン外に戻る。カリーの3Pを防ごうとマーク(チェック)に来たフランスディフェンダーをシュートフェイクでかわした後、悠々3Pシュートを放ち、ネットに沈める。(90-81)
フランスも3Pシュートを決め返し、90-84と追いすがったが……。
ブッカーがリング付近に切り込んだところから、外郭にいたカリーにパス。パスをもらったテリーは、ここでもシュートフェイクでディフェンダーをかわして、3Pシュート。“24秒バイオレーション”ギリギリだった。そのバイオレーションブザーが鳴り終わったところで、ボールがネットに吸い込まれた(24秒バイオレーションは、シュートが入るところではなく、ボールが手を離れたところが判定基準となる)
フランスもウェンバンヤマが3Pシュートを決め、93-87とあきらめない。
ところが、ここでまたもや、テリーが2人のディフェンダーのマークを受けながらも、放り投げるようにシュートを放つ。なんと、これが入り(3Pシュート)、96-87!
結局、98-87でアメリカの勝利。
最後は、カリーのショータイムを見るかのようだった。
上記で“ビッグ・スリー”と記したが、残る二人はレブロン・ジェームズとケビン・デュラント。
当然このふたりも、チームの核として活躍し(デュラントは完調ではなかったように見えた)、このゲームではレブロン14得点、デュラント15得点(カリー24点、ブッカー15点、アンソニー・エドワーズ8点、アンソニー・デービス8点)
フランスはウェンバンヤマ26点、ヤブゼル20点、ナンド・ドコロ12点だった。
この“ビッグスリー”は私がNBA視聴の最後のシーズンの2015-16シーズンでも、NBAのスーパースターとして活躍していたが、今もこうやって輝いている。……すごい!そして、うれしい!
この第4Qで印象に残るシーンがある。
デュラントがファールを受け、フリースローを2本決め87ー81とした場面があったが、このファールディフェンス側のデュラントがファールを受けたが、既にフランスはチームファールが5つになっていて、シュートモーションでなくてもフリースローが与えられた。自陣(バックコート)でファールを受けたデュラントが尻を付いていたのを、カリーがデュラントの手を引っ張り起こした後、敵陣(フロントコートに二人で歩き始めた。その時、デュラントが、後方からカリーの後頭部を小突いた。かなり強く小突いたように見えた。“ど突く”と表現して良いほどだった。
カリーの方は引っ張り上げる時、何も言っていなかったように見えたので、カリーの行為に対して腹を立てたとは思えない。
想像になるが……「全部3Pシュートを決めろ」と活を入れたのではないだろうか。
(もう閉幕してから、50日近くも経っているのに……
でも、書いてしまわないと、落ち着いて他の記事が書けないんです)
“ベストゲーム”と題しているのに、何試合も挙げるのはおかしい気はしますが……
バスケットボール 男子決勝戦 アメリカーフランス戦
フランスだが……日本が勝利寸前(将棋評価値で言うと99%)まで追いつめたチームと同一チームなのか?
………本当に強い!
ウェンバンヤマやヤブセレを中心に、個々の選手がアメリカの選手と引けを取らないポテンシャルとプレーで、《やられたらやり返す》といった感じで、互角に渡り合った。
ウェンバンヤマは222cmの高さに加え、速さと巧さを兼ね備えたスーパープレーを連発。NHKのNBA中継が2015-16シーズンを最後に終了してしまったので、最近のNBAについてはホントに疎い私は、本当に驚いた。
ヤブセレ(ヤブゼルとも表記される)はパワーと気迫にあふれ、彼が得点すると会場が一気に盛り上がった。
それでも、アメリカは“ビッグ・スリー”(←私が勝手に命名?、後述)の他にも、アンソニー・デービス、ブッカー、アンソニー・エドワーズなど強力な布陣で、やや押し気味で得点もリードしていった。
第3Q開始3分3秒には、61-47と14点差をつけた時には、“勝負あり”と思われたが、そこからフランスが逆襲。第3Q終了時には72-66と6点差に詰めた。
さらに、第4Qには、試合終了残り約3分で3点差に詰め寄り(82-79)、もう勝利がどちらに転がっても不思議ではない雰囲気になった。
そこから……そこから、試合を決めたのがスティフィン・カリー!
まず、3Pシュートを決め6点差とし、フランスの反撃ムードに水を差す。
さらに、アメリカはファールを貰ったデュラントがフリースローを2本沈め、8点差に。フランスも2点返し、87ー81とする。
ここからが凄かった。
3Pライン付近でボールを貰ったカリーが、ドリブルで中に切り込むと見せかけて、ステップバックして3Pライン外に戻る。カリーの3Pを防ごうとマーク(チェック)に来たフランスディフェンダーをシュートフェイクでかわした後、悠々3Pシュートを放ち、ネットに沈める。(90-81)
フランスも3Pシュートを決め返し、90-84と追いすがったが……。
ブッカーがリング付近に切り込んだところから、外郭にいたカリーにパス。パスをもらったテリーは、ここでもシュートフェイクでディフェンダーをかわして、3Pシュート。“24秒バイオレーション”ギリギリだった。そのバイオレーションブザーが鳴り終わったところで、ボールがネットに吸い込まれた(24秒バイオレーションは、シュートが入るところではなく、ボールが手を離れたところが判定基準となる)
フランスもウェンバンヤマが3Pシュートを決め、93-87とあきらめない。
ところが、ここでまたもや、テリーが2人のディフェンダーのマークを受けながらも、放り投げるようにシュートを放つ。なんと、これが入り(3Pシュート)、96-87!
結局、98-87でアメリカの勝利。
最後は、カリーのショータイムを見るかのようだった。
上記で“ビッグ・スリー”と記したが、残る二人はレブロン・ジェームズとケビン・デュラント。
当然このふたりも、チームの核として活躍し(デュラントは完調ではなかったように見えた)、このゲームではレブロン14得点、デュラント15得点(カリー24点、ブッカー15点、アンソニー・エドワーズ8点、アンソニー・デービス8点)
フランスはウェンバンヤマ26点、ヤブゼル20点、ナンド・ドコロ12点だった。
この“ビッグスリー”は私がNBA視聴の最後のシーズンの2015-16シーズンでも、NBAのスーパースターとして活躍していたが、今もこうやって輝いている。……すごい!そして、うれしい!
この第4Qで印象に残るシーンがある。
デュラントがファールを受け、フリースローを2本決め87ー81とした場面があったが、このファールディフェンス側のデュラントがファールを受けたが、既にフランスはチームファールが5つになっていて、シュートモーションでなくてもフリースローが与えられた。自陣(バックコート)でファールを受けたデュラントが尻を付いていたのを、カリーがデュラントの手を引っ張り起こした後、敵陣(フロントコートに二人で歩き始めた。その時、デュラントが、後方からカリーの後頭部を小突いた。かなり強く小突いたように見えた。“ど突く”と表現して良いほどだった。
カリーの方は引っ張り上げる時、何も言っていなかったように見えたので、カリーの行為に対して腹を立てたとは思えない。
想像になるが……「全部3Pシュートを決めろ」と活を入れたのではないだろうか。