英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルス その82「無茶苦茶な菅総理」

2020-12-15 11:41:31 | 時事
12月11日にニコニコ生放送で、Go To トラベルの停止について「まだ、そこは考えていない」と述べたが、GoToトラベルを全国一律に停止することを決定した
 世論調査の内閣支持率が急落したことによると言われている。「ガース―です」という自己紹介も支持率急落の一因かもしれない。ニコニコ生放送の場の雰囲気を考慮したのだろうが、「コロナによって大変な状況に陥っている人の気持ちを考えていない」と批判されても仕方がないが、そもそも、視聴者層に偏りのあるニコニコ生放送に出演するのがおかしい。

 総理は「Go To トラベルと感染拡大との因果関係を示すエビデンスはない」、「Go To トラベルの地域への経済効果は大きい」と主張し、Go To トラベルの継続の意思を示してきた。
 三浦瑠麗氏は「世論に屈した」「国民の心に寄り添う必要はない」と批判したが(「その81」)、国民の心に寄り添ったわけではない。

 総理はこれまで医療現場や介護関係者や学生などの声に耳を傾けなかった。今回は世論調査の内閣支持率の急落の数字を見て、選挙・政権維持が危ういと判断しただけである。


 菅総理は今でも《Go To トラベルと感染拡大との因果関係を示すエビデンスはない」》という考えを持っており、《今回、Go To トラベル停止をして、その結果、“Go To トラベルと感染拡大との因果関係がないこと”が明らかになる》と主張したそうだ。
 とすると、今回のGo To トラベル停止措置は、《停止の効果はないが、内閣支持率の回復は見込める》という考えに基づいていることになる。

 くどくなるが、
《経済回復の効果大のGo To トラベルを停止しても感染拡大防止には繋がらない》と考えているのに、《“Go To トラベルと感染拡大との因果関係がない”ことを明らかにする》ため、《内閣支持率回復》のために、Go To トラベルを停止するというのである。
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新型コロナウイルス その81「GoToトラベル停止、まくし立てる三浦氏」

2020-12-15 08:48:27 | 時事
「世論(支持率急落)にメディアが負け、メディアに政府が負けた……(経済に)痛みが生じる……だれが責任を取るのか!」
 『とくダネ!』で三浦瑠麗氏がまくし立てていた。
 経済最優先の三浦氏はかなり怒っているように見えた。

「国民の気持ちに寄り添う必要はない。マスコミも医師会会長の言葉など報じてはいけない」(正確な言い回しではないかもしれません)

 事実や正しい理屈を並べ、声高に早口に主張する。
 説得力があるように見える。しかし、それぞれの事実や理屈が間違っていなくても、それらをつなぎ合わせる道筋を歪めて、自分の主張に強引に持っていく。


 コロナウイルス蔓延に医療のひっ迫、新卒者の就職困難(キャビンアテンダントその他)、最終学年のスポーツやイベントの中止、介護関連の困難……生活や心が疲弊、破綻していく。
 経済しか見ていないこの方は、そんな窮状は目に入らないのだろう。

 
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