英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

関東地方、大雪! 北陸も早くも積雪

2018-01-22 18:18:48 | 気象
 先週から報道機関が大雪への警戒を呼び掛けているので、当ブログの記事「“10年に一度の寒波”、あるいは“史上最強の寒波”と言われていますが」へのアクセス数が増えています。しかし、この記事は2年前のもので、訪れてくださった方々には申し訳なく思っています。
 そこで、「寒気襲来(2018年1月22~27日)」を紹介したのですが、これを書いた先週の予想より、かなりひどいことになっています。


 関東地方や太平洋岸に雪をもたらす南岸低気圧が東進。
 この低気圧の進路や上空の寒気の状態によって、雪になるかが変わり、さらにどこに降るのか、どのくらい降るのかを予測するのは非常に困難らしいです。
 しかし、今回はその微妙さなどを全く関係しないほど、雨雲(雪雲)が大きく、それが寒気も呼び込んで(午後6時には関東の多くの地点で氷点下)、午前中から雪が降り始めたところが多く、午後には本格的に降り出しました。この降り方は、東京でも約30㎝積もった(甲府が一番酷かった)2014年の大雪を彷彿させる降り方です。



 さらに日本海側でも予想を超える状況になっています。(昨夜の段階で、雪の予報は出ていた。しかし、最高気温は2.5℃と、予想最高気温の5℃を大きく下回っており、やはり、予想外の積雪と言える)
 「関東、太平洋側の雪の後、23日以降は冬型の気圧配置になり雪が降り続く」
と言われていたのですが、午後からどんどん雪が降ってきました。しかも、筋状の雲と違って、雲に切れ間がないので絶え間なく降り続けました。
 通常は南岸低気圧だけなので、雪雲、雨雲はかすめるだけなのですが、日本海にも低気圧がありそこに向かって雲が盛り上がり、かなりの量、長時間、雲が通過し続けることとなったようです。既に10センチ以上積もりました。(レーダによると、北陸は間もなく止む見込み)

 冬型の気圧配置でないのに、この積雪は納得いきません。これから冬型の気圧配置が続き、大雪の心配があるのに、その前に雪が積もってしまうなんて、話が違うぞ!

【追記】
雪は夕方になって止み、その後、今日(23日)の午後までは、雨または曇りだったので、ほぼ融けました。
しかし、寒気が南下し、冬型が強まるのは今日(23日)の夜からなので、本番はこれからです。
 
コメント (2)
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