英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

日野川堤防付近のシャガ、ハルジオン、キンポウゲ(2015年4月30日撮影)

2015-05-12 17:47:58 | 歳時
シャガ

 アヤメの仲間。かなり暗い場所でも生育できるので、谷沿いの陰地や竹林や杉林の下にも生育するそうです。3倍体なので種子は作らず、根茎で増えます。原産は中国で、かなり古い時代に持ち込まれたとされています(種子を作らないので、鉢植えされた状態で持ち込まれたと考えられる)。
 漢字では「射干」あるいは「著莪」と書きますが、本来は「射干」はヒオウギアヤメ(檜扇)のことを漢名で「射干」と書いて「ヤカン」と読むそうです。

 名人戦観戦での椿山荘の記事以来の登場です。
 他には2012年2011年その12011年その2で登場しています。

 今回は、桜の記事でおなじみの日野川堤防(私的標本木の近く)で咲いていたものです。2011年その1の最後の方に登場した場所と同じ地点です。

 この地点に限らず、こんな感じで群生しています。




 自ら光を発しているかのような白さで、清楚で神々しさを感じます。


ハルジオン(春紫菀(苑))

 キク科で、ヒメジョオン(姫女苑)とよく似ています。
 咲く時期はハルジオンの方が早く、背丈は小さい。花弁はハルジオンの方が細くて枚数が多く、花にモコモコっとした厚みがある。茎はハルジオンは空洞……などいろいろ違いがあります。(詳しくは「白い花の正体2011年 その2“やっと出逢えた”」(2011年5月15日)や「白い花の正体 その3」(2010年5月26日))


 同じような写真で、「どこが違うの?」と突っ込まれそうです。
 どれも、今一つで、“4枚で1枚分”とお考えください。


キンポウゲ(ウマノアシガタ)

 以前は「シャガ(射干、著莪)とキンポウゲ(ウマノアシガタ)」(「2011年その1」)において、ペアで登場しています(大虫地区山林付近)。
 今回は、日野川堤防のシャガとハルジオンの間で咲いていました。
 実を言うと、花弁の光沢が少ないので別の花だと思って撮りました。前回記事と違って、群生もしていませんでしたし。
 この記事を書く際、該当する花を調べたのですが、どれもしっくりしません。
 ≪やはり、キンポウゲかなぁ≫という程度です。違っているかもしれません。

 前回記事の説明文をそのまま載せます。

 小さい黄色い花びらが5枚。光沢があるのが特徴です。
 「ウマノアシガタ」あるいは「キンポウゲ」(キンポウゲ科)と言うそうです。本来、キンポウゲはウマノアシガタの八重咲きのもの指していたそうですが、八重咲き限定の呼び名ではなくなっています。現在は同格で、どちらが本名でどちらが別名かもハッキリしないほどです(本によって採用名が違う)。まあ、響き的には「キンポウゲ」の方がいいですよね。
 有毒植物です。
コメント (2)
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