英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

今クールドラマ、感想

2014-04-25 21:14:50 | ドラマ・映画
 本当は前クールのまとめをしてからと思ったのですが、ぐずぐずしていたら旬をとうに過ぎてしまいました。
 ぎりぎり時節に間に合いそうな「今クールドラマの感想」を取りあえず。
(今週分はほとんど観ていませんが)

『BORDER』
 ~死者と対話する能力を身につけた主人公の刑事が正義と法など様々な境界で命と向き合うヒューマンサスペンス~


 「霊と対話できる」というのは刑事としては最強の反則技。「誰にやられた?どうやって?」と聞いてしまえば、あとは証拠だけ。もちろん、被害者自体がどういう状況で殺されたか把握していない場合や、謳い言葉にある「正義と法など様々な境界で命と向き合うヒューマンサスペンス」のテイストがあるのかもしれない。しかし……
 もっともガッカリした点は、情報屋の存在。しかし、情報屋というよりは「お助けマン」と言ったほうが良い。主人公は彼の助けを借りて事件を解決するのだが、(2話現在)その依頼度が高すぎで、自力で事件を解決していない。
 また、第2話は、監禁された少女を救出する話だが、犯人の霊に振り回されっぱなし。あちこち走り回るだけの主人公で、監禁場所を絞り込んでいったのは情報屋が派遣したハッカー。最後に、場所を特定したのが主人公というだけで、まったく面白くなかった。
 今後、面白くなるかもしれないが、第3話を見て視聴継続かを決めよう。


『MOZU』
 ~妻を失った公安のエース。記憶を失った殺し屋。激しくぶつかりあう魂は、一体どこへ向かうのだろうか?~


 TBSとWOWOWの共同制作のハードボイルドドラマ。(ハードボイルド風にするため、画面の色の彩度を落としているような気がする)
 謎が多く、登場人物、それぞれの視点で描くので、マルチサイトのアドベンチャーゲームを観ているようだ(私は好き)。
 取りあえず、視聴継続。(最終回でガッカリしている可能性もあり)
 『八重の桜』の準主役級で親友役だった西島秀俊と長谷川博己が敵対しているのが目を引いた。


『ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~』
 ~かっこいい科学オタクたちが日本の犯罪捜査を大きく変える~


 『科捜研の女』の刑事版。まあ榊(沢口靖子)はほとんど刑事みたいだけど……
 メンバーが刑事だけに、あちこちの現場で科学捜査をするので、展開がスピーディーだ。
 ただ、「0.25秒の頬の緊張、右上への視線移動」など心理学で嘘を見破るのは、面白くない。
 執念や根性で現場で証拠を拾い上げる奥貫(宮迫博之)は好みではない。
 個性豊かなメンバーのまとめ役の班長は、(ドラマのお約束通り)彼らに引っ張り回されるのだが、所々で存在価値を示すので良かった。和久井さんは好きです。
 第2話で、白骨遺体だと思われた人物が実は犯人だったという筋は良いが、その犯人、内部告発しようとした強い正義感を持っていたはず。その彼が、不注意で交通死亡事故を起こしてしまい、事故を隠滅するため被害者に薬品を掛けて白骨化させてしまうのは、不自然過ぎる。
 興味深い科学現象を見せてくれるのは楽しみなので一応視聴

【補足】
 この科学捜査班の捜査での立ち位置がわからない。
 3人目の班長(和久井)ということなので、新たに発足したチームというわけではなく、認知はされているみたいである。
 科捜研のように、遺留品などの分析で捜査を支援するわけではなく、独自で捜査している。
 捜査一課と独立して捜査し、捜査の客観性を高めるという狙いかもしれないが、せめて、お互いに情報交換しないと、効率が悪いうえ、誤った結論を導きかねない。
 かなり疑問を感じる「化学捜査班」の設定である。



『ビター・ブラッド』
 ~最悪で最強な親子バディ刑事が誕生!!!本格的な刑事ドラマをコメディータッチで描く!~


 やや青臭さはあるが、正義感にあふれる主人公(佐藤健)には好感を持てる。
 ダンディを気取る父親刑事(渡部篤郎)は微妙。
 あだ名「スカンク」刑事、「本人に自覚はないが、口臭がひどい」というキャラ設定はやめてほしい。性格も鬱陶しい。
 気になるのは「大事のために小事(被害者)を切り捨てる」など警察の正義を振りかざされるのは嫌だなあ。
 まだ、1話しか見ていないので今後は未定。


『トクボウ 警察庁特殊防犯課』

 伊原剛志さんはあまり好きではない(ごめんなさい)。主人公のキャラも好きになれない。
 で、視聴開始2分で視聴停止。申し訳ありません。


『TEAM ~警視庁特別犯罪捜査本部~』

 小澤征悦さんはあまり好きではない(ごめんなさい)。主人公のキャラも好きになれない。
 録画してある第2話は一応観るが、たぶん視聴停止。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする