さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

4月中Ⅱ

2006-04-13 08:38:32 | 時の花
紫は
少し冷たいが
すみれ色は暖かい 
野原が消え
菫はなくなっても 
到るところ
すみれは咲き続けて
欲しい
コメント

濱菊

2006-04-12 08:26:53 | 花一匁
傘の中でも
日長が分かる 
明るいのが好い 
話題も
自然と
明るくなる 

濱菊も
負けじと
足元を照らしてる
「有難う」

コメント

4月中Ⅰ

2006-04-11 08:52:30 | 時の花
通り道 
始めて気が付いた 
目立たない色形
「君は 普通 なんだ」

大勢の仲間と 
共生や常識を 
ベースにする 普通
「君が一番だ」
コメント

2006-04-10 08:39:17 | デジャヴ
「もう疲れた」まで
次々に現れる

「是は楽そうだ」と
外見のいい

また戦いだ
コメント

4月上Ⅲ

2006-04-07 08:20:44 | 時の花
校庭に
チャイムが戻り
水仙も
塀越しに
身を乗り出し
大きく
チャイムを
まねています


コメント

花水木

2006-04-06 08:26:08 | 花一匁
若葉と咲き続けた花水木 

入社式の演壇で
頬を染め
熱弁する会長と
視線のさだまらない
新入社員のようで 
ほほえましい

コメント

4月上Ⅱ

2006-04-05 09:01:21 | 時の花
境内 
子供のころ 
缶蹴りをしていた 
仏様の周りでかくれんぼもした 
怖いお坊さんもいた 
今 
九体の仏様は扉を閉められ 
窓越しにしか見られない 
桜の周りは柵が作られた 
皆 きれいで立派になった 
「静かになった」
コメント

2006-04-04 08:47:59 | デジャヴ
夜桜を見に来たが
川の流れに目をさます

川上がよく見える
先の先まで思い出す
コメント

4月上Ⅰ

2006-04-03 08:21:54 | 時の花
水仙が背中の丸めて
日向ぼっこをしている 
曾祖母が縁側で裁縫をしていた 
三毛が縁の下へ鼠を追いかけた 
障子越しの座卓に教材を積み上げた 
障子 縁側 涼風 羽織が 
今は 
アルミサッシ エアコン ソファーに
ペットとトレーニング・ウエアーだ 
自然と距離をつくってしまった 
日向ぼっこが 
もう一つの生活を 
思い出させてくれました
コメント

2006-04-02 10:59:08 | 花一匁
縁がない 
やさしいところが桃の花 
先日 
TVで蜜入り林檎の見分け方を 
放送していたが 
今夏にかけては 
美味しい桃の見分け方を 
教えて欲しい 
昔 
桃を千年寿の食としていたが 
確かに 
やさしさと美味は 
長生きのキーに違いない
コメント