さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

食の偽装の行く末は…

2013-10-25 07:23:13 | ダイアリー
三日ほど前に 阪急阪神ホテルは、東京と関西にある系列レストラン 31店のメニューに、7年半にわたって、誤表示があったと発表した。

阪急阪神ホテルは 他のホテルのレストランで食材を偽って料理を出しているとの情報を入手し、自社の内部調査に入って 判明したものという。誤表示は、調理者、メニュー作成者、食材発注者の間のコミュニケーション・ミスが原因で、意図した偽装でも 会社ぐるみの工作でも ないとも発表した。

ただ、会社ぐるみでないのなら、偽装でないのなら、調理者は食材を見極める力はなく メニュー作成者は何を書いても許され 発注者は冷凍品を名産品として注文したということは、お客不在の職場が、7年以上続いていたということか?

ガード下の食堂ならともかく、ホテルやレストランでの誤記とは、お客を馬鹿にすること甚だしい。

関西の名門 阪急閥にしてはお粗末で、創業者小林一三さんが存命なら、偽装・誤記に関係なく、当該ホテルの役員は 全員交代となっていただろう…

それにしても偽装が多すぎる。

先月発覚した三重県の 偽装の前科がある三瀧商事の またまたの 中国米を国産と偽装した(4400t)事件、最近では、札幌と東京の水産販売会社が中国産うなぎ(19万t)を愛知産として売った事件 などは 大規模で 大胆この上ない。

なぜ頻繁で大規模か?

発覚はまだわずか? 消費者には分からない? 売値を上げられない?
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