さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

研究機関・会社より住民のため…

2013-07-30 19:35:23 | ダイアリー
中国地方や北陸での集中豪雨はすさまじい。
土砂崩れに橋げた、道路、鉄道線路までもが流されている…

原因は、偏西風が通常より大きく南に蛇行し、蛇行沿いの山口・島根・新潟に、水分をたらふく含んだ暖かい空気が流れ込んでいるためという。

偏西風は、中緯度あたりに地球の自転ゆえに西から東に吹く風で、もし地形や温度差が少なければ蛇行せずに吹くもの。ただ実際は、山あり谷あり平地あり海ありで、また地域ごとに気温差があるため、偏西風は蛇行(経験的に、太平洋ペルー沖に広がる冷水域が温まる=エルニーニョ現象が起こると、偏西風は地球規模で大きく蛇行)する。偏西風の蛇行と大気の不安定な地域とは比例し、異常気象が各地で次々と引き起こされる。

自転、地形、気温差は変えられるものではないので、異常気象対策は、予知に限られようが、完全な予知は可能だろうか?

家や介護施設が水につかったり土砂でつぶされたりしても泣き言を言わずにニュースのインタビューに対応されている方々を見ると、お金をかけるなら、予知の精度の向上に大金をかけるより、土木工事より、川沿いや崖沿いから安全な場所への住移転を促す方が、地域・住民のためになりそうだがどうだろう?
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