Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

11月の読書メーター

2017-12-05 23:55:00 | life
11月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1476
👑11月のベスト👑「サピエンス全史」ユヴァル・ノア・ハラリ


女王さまの夜食カフェ - マカン・マラン ふたたび女王さまの夜食カフェ - マカン・マラン ふたたび感想
ホントに不思議なんだけど。登場人物ひとりひとりの悩みや気持ちに共感する。私の中に真奈や裕紀や未央がいて、シャールさんの言葉に救われているのは、架空の物語のなかの登場人物ではなく、私自身なんだと気がついた。シャールさんに「ふたたび」会えてうれしい。少し時間をあけて「みたび」会いに行こう。
読了日:11月24日 著者:古内 一絵
はじめての短歌はじめての短歌感想
短歌の奥にある「生きのびる」ことと「生きる」ことのエッセイ。短歌を「生きのびる」側の常識で改悪した例を挙げて、その短歌の魅力をクローズアップしている。なんとなく詩人って感覚的なのものと思っていたけど。短歌に描かれた出来事を因数分解のように(?)論理的に解析されてて、なんだか数学的だと思った。(←数学わからないけど)
読了日:11月19日 著者:
モネのあしあと 私の印象派鑑賞術 (幻冬舎新書)モネのあしあと 私の印象派鑑賞術 (幻冬舎新書)感想
しまった、オランジュリーへ行ったのは2回とも午後だった…。印象派の絵のなかには日本人のDNAが組み込まれている。だから日本人は印象派の作品が好き。というのは私のなかでは新説だったけどすごくしっくりきた。マネの作品は「本歌取り」。アンリ・ルソーに対するマハさんのコメント「大好きだけど、本当にいい加減にしてと思うときがある」わかる気がする(笑)
読了日:11月18日 著者:原田 マハ
リーチ先生リーチ先生感想
バーナード・リーチ。美術館で作品を観たり民藝運動で名前を聞くことはあっても、その人物像については全く知らなかった。柳宗悦、河井寛次郎、高村光太郎…有名な芸術家が登場してその時代の熱い芸術への気運のなか。沖亀之介・高市親子とリーチ先生の師弟のお話が物語られる。献身的でひたむきなカメちゃんと懐深く真摯に芸術に向き合うリーチ先生の冒険にワクワクが止まらず一気読み。今すぐ大原美術館の工芸・東洋館に行きたい。今までと違う気持ちでこの物語の登場人物に会える気がする。
読了日:11月12日 著者:原田 マハ
ぶらぶら美術・博物館 プレミアムアートブック 2017‐2018 (エンターブレインムック)ぶらぶら美術・博物館 プレミアムアートブック 2017‐2018 (エンターブレインムック)
読了日:11月12日 著者:BS日本
サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福感想
生物学的な進化だけでなく科学や資本主義、国家との関連で語られて興味深かった。家族や地域コミュニティから個人を引き離したのは国家であるというのは面白い。通貨や国家、宗教という「虚構」。「幸福」についてまで言及されていて評判以上に刺激を受けました。
読了日:11月04日 著者:ユヴァル・ノア・ハラリ

読書メーター