Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

小澤征爾さんと、音楽について話をする

2012-02-26 11:25:01 | LEGEND
きっと誰かがオススメしてくれるハズ…
そう思ってチョイスした一冊。
勇み足デシタ
未だ誰も奨めてくれず…


「小澤征爾さんと、音楽について話をする」
小澤征爾×村上春樹

お二人の対談集。

音楽について何もわからないdolce-vitaが読んでも
すっごく面白かったよ(o^∀^o)

村上春樹さんの小説に出てくる音楽を
つい聴きたくなって買ってしまうヒトの気持ちが
わかったような気がする。
(↑とヴァイオラが言っていた。dolce-vitaも同感デス)

村上春樹さんの語る音楽は
生き生きとした鮮やかな描写ゆえ
聴いたこともないその演奏が耳の奥に響いてくるようデス。
どんな曲か知らない協奏曲でさえも
(↑暗示にかかりやすい(^_^;))

dolce-vita的に超ウケたのは。
「ブラームスはベートーヴェンなんかと比べて音に厚みがある」
みたいなくだりがあって
dolce-vitaもわからないなりに思い浮かべてみた〓
うんうん
そうだよね、ブラームスになるとオーケストラの人がゾロゾロ入ってきて
人数増えるもんね。
うんうんうんうん
勝手に納得して読み進んでたら
割と早いタイミングで
「単に楽器が増えるっていうことじゃなく」
みたいな流れが出てきた。
ありゃりゃ(^。^;)
即否定
そんな単純なハナシじゃなかったのね
dolce-vitaのような単純な素人さんにも
絶妙なツッコミを入れつつ
お二人の音楽への情熱と高い音楽性をもった対談は
熱を帯び高まったり深まったりしていくのであった。

内容は正しく理解はできないけど
すごく音楽を身近に感じられ
そして音楽を好きになる一冊でした。

小澤征爾さんの貴重なお話が
いっぱいいっぱい詰まって宝箱みたい

図書館で借りて読んだけど
これは買おうと思います