Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

アメリカン・バレエ・シアター日本公演「ドン・キホーテ」

2011-07-31 13:50:05 | バレエ
アメリカン・バレエ・シアター日本公演
バレエ「ドン・キホーテ」
音楽:レオン・ミンクス
原振付:マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴールスキー
振付改訂:ケヴィン・マッケンジー、スーザン・ジョーンズ

キトリ:加治屋百合子
バジル:ダニール・シムキン
メルセデス:ヴェロニカ・パールト
エスパーダ:コリー・スターンズ
花売り娘:サラ・レイン
     イザベラ・ボイルストン
ロマの男:ジョセフ・フィリップス
ロマの女:シモーン・メスマー
キューピッド:レナータ・パヴァム


最初から最後まで全編見せ場!見せ場!の「ドン・キホーテ」
dolce-vitaがいちばん大好きな演目です


この7月23日の東京文化会館での映像。
(はやっ
しかもABTの映像って珍しいよね~

そしてバジルがシムキンくん
動くシムキンくんを観るのは初めてです

ホントにキュートで可愛らしいキトリとバジル
初々しくていいカンジ

華やかでゴージャスなメルセデス&エスパーダカップルと対照的です。
(つかキトリとバジルが軽やかなので
重たく見えてしまうホド)

加治屋百合子さん
ABTのソリストさんなのですね。
丁寧な踊りで好感が持てるのと
表情の豊かはさすがアメリカで活躍されるバレリーナさんってカンジです

そしてそしてシムキンくん
まだ少年のような可愛らしい笑顔
上半身の柔らかい動きも
細かいトコロまで美しいっ

なのに第1幕のあの片手リフト
加治屋さんを頭の上までリフトして
きっちり片手でポーズをキメる

もちろんジャンプや回転もすごいっ

ピルエットも丁寧に回るカンジ?
回りきる直前までコントロールされていて
すごくキレイです
なんだか違和感を覚えるくらい(^_^;)

第3幕結婚式のシーン。
グラン・パ・ド・ドゥのコーダの前のバジルのヴァリエーション
クペ・ジュテ(かな?)のマネージュで
シムキンくんキレイな軸の角度で
しかも毎ジュテ正確に同じ角度で
ホントにキレイに軽々と1周回ってみせたのっ

dolce-vitaはあまりの美しさに息をのみ、
そこでやっと気づいた
(ええ、最後の最後ですケド)←おそっ

シムキンくんは回転のとき軸が微塵もぶれてないんだっ(◎o◎)

だからピルエットのとき軸が安定してて
細かい表情や次の動きのために目線を遣るトコロまで見えたってコト?
違和感を感じるホドに?

「天才バレエ・ダンサー」と呼ばれる所以を
垣間見た気がしました。

ダニール・シムキン
すごいです



「ドン・キホーテ」は楽しい演目だけど
ABTの「ドン・キホーテ」はさらに観客を笑わせようという精神に満ちている。
キャラクテールたちの振付は何かミュージカルを観てるみたい。
あ、ミュージカルといえば
カーテン・コールのとき音楽流れてたけど
「ドン・キホーテ」ってそうでしたっけ(?_?)?

ABTといえば今年日本でも公開された映画「ブラック・スワン」
もちろんdolce-vitaは公開日…とはいかなかったけど
その週にははりきって観に行きました
ナタリー・ポートマンのボディダブルてゆうか
ダンスダブルだったサラ・レインの名前が出たからびっくり〓
ま、当たり前か(^_^;)
花売り娘役でしたね~
第3幕のヴァリエーションでは「ブラック・スワン」の面影を探してしまいましたよ。
なーんて。
といいつつも結構早いタイミングで
花売り娘のどっちがサラ・レインさんか
見失ってたけどねー

閑話休題。

楽しい展開と息をのむような技の連続。
あっという間の時間なのでした。

「ドン・キホーテ」
ホントに大好きです