Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

歌劇「エドガール」

2009-05-17 20:12:00 | オペラ
歌劇「エドガール」
ジャコモ・プッチーニ作曲
トリノ・レージョ劇場

指揮:ヨラム・ダヴィド
演出:ロレンツォ・マリアーニ

エドガール:ホセ・クーラ
フィデーリア:アマリルリ・ニッツァ
ティグラーナ:ユリア・ゲルツェワ
フランク:マルコ・ヴラトーニャ
グァルディエーロ:カルロ・チーニ


プッチーニの「エドガール」(?_?)
オペラ初心者の私は、虎の巻にしている何冊かのオペラ本を探したけど、「エドガール」の文字はなし。
なかなか珍しい演目のようです。

ストーリーはヴェリズモがかった「運命の力」ってカンジ。
(なのでおいときます)

実はマイナーなのであまり期待してなかったおいら(^_^;)
Scusa !
やっぱプッチーニだもんね。
音楽は悪い訳ありません。
全体的に合唱曲が多く、華やかなカンジ。
それぞれのアリアも魅力的です。


そして、なんといってもホセ・クーラ!
この感情移入しにくそうな自業自得キャラのエドガールを、実に情熱的に演じてました。
第1幕のティグラーナを押し倒すくだりなんか、まろやかに言えばマスキュランな香り迸るカンジ。
(舞台なのにハッとした)
ひとつひとつのアリアなんかもスゴイ迫力で、感情が爆発したシーンのクーラのパワーを感じます。

個人的に好きか嫌いかでいうと、もともと好きなタイプのテノールではないけど、この分野(ヴェリズモがかったカンジ)ではやはり今でもトップクラス(ダントツ?)なのは間違いないみたい。
この4月、METの「カヴ・パグ」でも大絶賛だったようですね。
クーラの「衣装をつけろ」聴いてみたい♪