Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

瑠璃光寺

2008-12-21 23:26:48 | おでかけ
雨の瑠璃光寺。



国宝の五重塔は、いつ見てもホント綺麗(=^▽^=)
桧皮葺の屋根のラインがキュッと弾むように上がってて、なんだか楽しい気分になる。

本堂の右、大きな数珠が天井から下がっている。
珠を8つだけ落として108つの煩悩を祓うのだそうだ。
多く落とすとそれは煩悩が多いというということでダメらしい。きっちり8つ。
緊張~(^~^)
煩悩が多いって自覚あるからね。
珠をひとつ落とす度「カチッ、カチッ」と張り詰めた音が響く。
「…サン、シイ、ゴ…」
近くにいた観光客のおばさまたちが、声に出してカウントする。
やめて~、プレッシャー(^o^;)
そーっと8つめを落とす。
「カチッ」
よし!サヨナラ、私の煩悩(^-^)ノ~~

「あ、待って。ご朱印頂くから」
帰ろうとする友人に慌てて声をかける。
あれ?ホントに煩悩は消えたのかしら(*^_^*)

喜歌劇「メリー・ウィドー」レハール作曲

2008-12-21 18:56:02 | オペラ
喜歌劇「メリー・ウィドー」
レハール作曲

ハンナ・グラヴァリ:イヴォンヌ・ケニー
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵:ボー・スコウフス
ミルコ・ツェータ男爵:カルロ・ハルトマン
ヴァランシェンヌ:アンゲリカ・キルヒシュラーガー
カミーユ・ド・ロシヨン:グレゴリー・トゥレイ


ボー・スコウフス楽しみにしてました(=^▽^=)
バリトン探しの旅路では、彼はハイ・バリトンということで、早々に除外してしまってましたが。
オペラヘッドからの高い支持と、親衛隊のおばさまたちがいるというイケメンぶり。
気になってました、すっごーく。

なのにダニロなかなか出て来ないのよ。
「ダニロ登場」
まさにそんなカンジ。

あれ(・_・)....?
私この人見たことある?
2006年ザルツブルク音楽祭「フィガロの結婚」のアルマヴィーヴァ伯爵。やたら背が高くて顔がちっちゃい人。あれボー・スコウフスだったの(((゜д゜;)))
顔がちっちゃすぎてイケメンぶりに気付かなかったのよぉ
またしても失態だわ(→o←)ゞ
アーノンクールの指揮がモーツァルトとは思えないくらいゆったりしてたから、すっかり調子が狂ったのよぉ。
ネトレプコのスザンナとシェーファーのケルビーノが好きだった。
ダルカンジェロの歌声が好きだった。
すっかりその影に隠れてしまったのね(-_-#)
私は自分が思っている以上にダルカンジェロのこと好きなのかも(*^_^*)
「ドン・ジョヴァンニ」観たときも、タイトルロールがトーマス・ハンプソンだと気付かず、ブログに「タイトルロールがダルカンジェロの美声に圧されてた」って書いちゃったし(^_^;)
いや、トーマス・ハンプソンに至っては、2007年ザルツブルク音楽祭「椿姫」ジェルモン父さんだったのに、その時もスルーしちゃってた。ネトレプコに気をとられてたね~
心の琴線に触れる触れないって、上手いとか人気があるとか関係なく、好みの問題なんだろうね。
すまん、ハンプソン(-.-;)

で、ボー・スコウフスです。
さすがダニロを得意技(?)にしているだけあります(でもフィガロの伯爵も得意らしい)
ダンスを踊るその姿はスマートで洗練されてて、溜め息でるくらいカッコよかった(≧▽≦)
演技が巧すぎてボー自身じゃなく役になりきっちゃうんだろうね。
なんとなく責任転嫁してみるf^_^;

…しかし。
思いのほか、私の限界が早く来てしまいました。
第一幕途中…沈没(-.-)zzZ
はやっ

「ヴィリアの歌」も「唇は黙しても」も聴けず。
それどころかカンカンのシーンすら(*v_v*)zzZ
時折浮上してはまたすぐ沈没。
わかったのは、お衣装が私好みだったこととダンサーが素敵だったことくらいかなσ(^-^;)
とほほ
NHKさ~ん、再放送してくださーい!