活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

生活保護世帯を冷遇する子どもが大学に進学することができない前近代的法制度を知りあきれ返る

2018-01-29 20:11:50 | Weblog
まだこんなことが自民党政治の下で行われているのかと唖然としています。きょう29日の東京新聞。生活保護世帯の子どもが大学に進学することは、まかりならないという法制度があることを知りました。法は高校を卒業したら就職しろというもので、もし大学に行くのであれば、親子は離れる関係になる「世帯分離」が強制されるというのです。

世帯分離されれば、大学へ進学する子供の分の保護費は減らされて親に支給されることになります。ひどい仕打ちですね。いまや誰でもリストラされる労働環境です。不幸にも再就職できなければ一気に生活困窮に陥ることとなります。

このような不安定な働き方を強いられていることを自民党政治家はよく知りながら、「自己責任」と片付け、生活保護世帯を冷遇してきたのです。毎年、保護費の削減を実施してきたことがそれを証明しています。

少しは包容力のある政治が期待されるところですが、実現することはないでしょう。なにしろ自民党は生活保護世帯を目の敵にしていますから。そのくせ国民の税金で腹を肥やして、あぐらをかいているのが自民党政治家です。「それでも政治家か」と、言いたいです。

(おしらせ)
 このたび、当ブログはタイトルを「活眼明察日記」と改めることにしました。今後ともよろしくお願いいたします。