米軍普天間飛行場所属のヘリコプター3機が18日に同飛行用近くの普天間第2小上空を飛行した問題で、小野寺五典防衛相がいままでの対応とは異なった動きを示しました。防衛省と米軍との間で同小上空を「飛んだ。飛んでない」の議論に発展。いつもは小野寺が米軍に善処を求めることでそれ以上はあっさりと引っ込めていたのですが、こんかいの対応に少しばかり驚いています。
小野寺がどうしていままでと違う対応をしたのか、いろいろ考えてみました。先ず思いついたのは、名護市長選が来月に実施されることと関係していないのかということでした。
いまの政府は辺野古基地建設反対を掲げている、現職市長を落選させることが最大目的になっています。小学校上空を飛ばないよう要請していたことが、飛んだということになれば政府のメンツは丸つぶれになってしまいます。県民は反発して名護市長選は現職が断然優利に選挙戦を戦えることになります。
菅官房長官や二階幹事長が現地入りして、テコ入れしていましたから力の入れようがわかると思います。小野寺の米当局への非難は菅や二階の動きと考えれば、県民感情を引き付け選挙戦を有利に進めたい思惑があったのではないかという感を強くしています。このパフォーマンス、名護市長選をターゲットにしたものと捉えています。だって米軍のイエスマンが急に変われるはずはないからです。
(おしらせ)
このたび、当ブログのタイトルを「活眼明察日記」と改めることにしました。引き続いてご愛読のほどお願いいたします。
小野寺がどうしていままでと違う対応をしたのか、いろいろ考えてみました。先ず思いついたのは、名護市長選が来月に実施されることと関係していないのかということでした。
いまの政府は辺野古基地建設反対を掲げている、現職市長を落選させることが最大目的になっています。小学校上空を飛ばないよう要請していたことが、飛んだということになれば政府のメンツは丸つぶれになってしまいます。県民は反発して名護市長選は現職が断然優利に選挙戦を戦えることになります。
菅官房長官や二階幹事長が現地入りして、テコ入れしていましたから力の入れようがわかると思います。小野寺の米当局への非難は菅や二階の動きと考えれば、県民感情を引き付け選挙戦を有利に進めたい思惑があったのではないかという感を強くしています。このパフォーマンス、名護市長選をターゲットにしたものと捉えています。だって米軍のイエスマンが急に変われるはずはないからです。
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