活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

佐川前理財局長「森友との交渉記録は廃棄」は大うそだった。その張本人が国税トップに就任したが存在価値はなし。即刻の罷免を!

2018-01-26 21:34:40 | Weblog
「森友」学園への国有地不当廉売をした件で昨年2月、佐川宣寿理財局長当(当時)は国会で「(森友との)交渉経緯を記録した文書はすでに廃棄した」と何食わぬ顔をして答弁していました。交渉記録は残されていても、なかったことにしたのではないかと、ずいぶん世間を騒がせたものでした。安倍晋三夫妻と森友籠池理事長(当時)の密接な関係が暴露され、政権側にとっては、大打撃を受けること必至だったのですが、佐川の答弁が安倍を窮地から救ったといえます。

この佐川の答弁が政権側を喜ばせ、そのご褒美として昨年6月に国税庁長官というポストが与えられています。長官に就任したらマスコミの質問に答える会見を開くのが習わしですが、こんにちまで一度も開かれない異常事態が続いています。本人はやましいところがあるので、とても記者会見どころではないのかもしれません。徴税トップがこのような有様では納税者に「失礼千万」なことだと思います。

そうこうしている間に今年に入ってから、財務省が森友との土地売却の件で法律上の問題がないか、その対応策を検討していた文書が保管されていたことがわかりました。何のことはない佐川が「大うそ」をついていたのです。これほど国民を愚ろうしたものはないでしょう。

安倍夫妻による森友への関与を否定するための佐川の裏工作。思わぬところからぼろが出たことは、佐川にとっては心外だったことでしょう。安倍夫妻を支えた論功行賞で国税トップに抜擢された佐川に存在価値はありません。今すぐの罷免を求めるものです。

(おしらせ)
 この度、当ブログのタイトルを「活眼明察日記」と改めることになりました。引き続いてのご愛読をお願いいたします。