外務省のHPによれば、TPP(環大平洋パートナーシップ)協定に加盟している国は、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、米国及びベトナムの合計12か国とある。
つまりハワイ当たりを中心に円を描けば、概ねそれらの国が円周上に位置するというわけだ。しかし空間上もろに円周内に位置するフィリピンやインドネシアはどうしたんだい?。
沖縄県庁のHPで海外航空路をみると、那覇から直行便のあるのが、ソウル、青島、上海、バンコク、それに台北とあって、TPP協定国とは無関係の国家とつながっている。そして人口20億の巨大マーケットの中心に沖縄県があると県庁HPは示している。
ならば20億の巨大マーケットの中心にいながら、何故沖縄県は高知県と並ぶ貧乏県なのかい?。大阪人的言い方をすれば、沖縄県、つまり沖縄県民はアホちゃうか?。
そのアホさの1つが航空路だ。那覇空港から直行便で行ける海外都市は、すべて当該国のHUB空港だ。だから当該国経由で世界各地へ飛んで行くことにならざるを得ない。つまり那覇空港は、海外のHUB空港に頭を押さえられている事になる。HUB空港は人流だけではなく物流も後ろについてくる。例えばAppleのiPhoneは中国のHUB空港から世界へ製品が届けられる。それは韓国や中国に経済上の利益をもってゆかれているといい代えてもよい。
そうしたことを疑問視する空気もみられないので、経済利益を他国に持ってゆかれて何も言わない沖縄県民はアホちゃうか?、とする結論になる。
およそ13世紀以降、そして琉球王朝をみれば、中国、東南アジアと盛んな交易を行い、中心に位置していたのが琉球王朝であったことが、県内巨大グスクからの出土品をみれば明らかだ。つまり琉球は、当時はHUB国家として東南アジアに一定の位置を占めていた。
それを踏まえれば、現在の沖縄県は、HUB都市を目指そうとする意欲すらない。それでは子孫の代に至っても貧乏県から抜け出すことができない。永遠に貧乏でいれば、と私はいいたくなる。補助金行政に甘んじ、自力で歩く力を養わなかった。
先ず政策は、那覇空港のHUB化でしよう。中国にHUBの利ざやを持っていかれた以上、手の薄いところを開拓するほかない。そうなるとフィリピン、インドネシアに直行便を開設するんだろうな。那覇からフィリピンまで、現在乗り継ぎ便で10時間、那覇からの直行便なら2時間。
そのフィリピンも大統領が替わり中国を向き始めたので、沖縄飛ばしの兆候が顕著。既に時遅しかもしれない。日本の最近隣国といえば、韓国、中華民国、フィリピンだ。その一つが人流と物流において今は手薄なんだけど・・・。
なんでこんなことを考えたかというと、那覇でダイビングをし、そのまま機材をかついでダイビングメッカ・フィリピンへ2時間でゆけるということが考え方の嚆矢にあった。本土-那覇-フィリピンという構造ができると、那覇が私のHUBになる。自分の都合ですけどね((*^▽^*))。
iPhon7
追記
昨日の全国の完成者数18万人。その沖縄は、人口100万人あたりの感染者数17,707.9人と全国最多。県独自の行動制限が出されるようだ。そればかりか全国で行動制限が出るのも時間の問題。重傷者数や入院患者数は、来週にも限界を突破する都道府県も出てくるだろうから、都道府県別行動制限が出るのも必須。
こちらは集団接種がすいていたので先週4回目の接種完了で、感染のタイミングに間に合った。インフルエンザと同じで流行するときに接種するのが正解なのだろう。昨日は二十歳以下で流行していた感染が、ついに社会へ飛び出してきた。しょうがない。暑い夏は、家に籠もって官能小説でも書いていよう。イラストを描くのは、ストレス解消になるが、つまんない夏である。
早く塩野義製薬の軽傷者用錠剤を承認しないと、手遅れになる。こういうときは先ず手遅れになるのが最近の日本の常だが・・・。
悩ましい暑い夏が続きそうだ。
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