Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Field work675. ずぶ濡れの徘徊

2022年07月26日 | field work

 

  虫干し2はキャノンEOS1DsMark3。これも動画は撮れない。だがLレンズのズーム群が手元に揃い、またフィールドへ持ってゆこうと幻想を抱かせる。今日から雨の予報が1週間は続いている。ならばモノクロか。EOSなら濡れても小雨ぐらいは大丈夫。雨にタップリ濡れて何が虫干しなんだか。

 さて画像が欲しい。京都だから街を歩けばなんかあるだろう。二条の菓子問屋で珈琲の豆を調達した帰り、雨の徘徊。あらっ!、今朝買ったばかりのセブンイレブンの折りたたみ傘をどこかでおとしている。最近丈夫な傘になったというのに無念。

 このEOS1Ds3で、日本の文化財をデジタル複写する事業が博物館によって行われた。デザインの完成形である証だ。だから、当時の価格も90万とシリーズ最高。映像が簡単に扱える今、売却しても3万はゆかない。こんなハイスペックな機材が3万円で買えるのも驚きだが。

 プロダクトデザインとしてみると、このEOSシリーズのなかでこのモデルが一番スタイリングがよい。ベストスタイリングの完成度を極めると、以降のモデルは次第にスタイリングが崩れてくるのがデザイン一般の宿命といえそうだ。

 例えば往年のカーデザインでいうと、マスタング、フェアレディZ、セリカ、スカイライン2000GT、etc・・・。次のモデルが登場するたびに前モデルの完成度を超えるデザインは難しくなる。このあたりのスタイリングのブラッシュアップが上手なのはドイツデザイン。ベンツ、ポルシェ、ライカ・・・。

 そして日本では復活しても別の車じゃないの!?、とリアリティがない。完成度を極めたら、さっさと別のモデル開発をしてといった具合にデザインは、常に変化を求められるのが日本デザインの特徴なのだろう。

 梅雨の街のずぶ濡れの徘徊だった。夜に雨は粛々と降ってきた。梅雨の始まりの頃だった。

京都市

EOS1DsMark3、EF50mm/f1.8

1)ISO800,露出補正0,f/9,1/50

2)ISO800,露出補正0,f/8,1/15

3)ISO800,露出補正0,f/8,1/15

4)ISO800,露出補正0,f/1.8,1/2000

5)ISO800,露出補正,0,f/1.8,1/1600

6)ISO800,露出補正,,f/9,1/80

iPhon13pro

7)ISO80,焦点距離27mm,露出補正0,,f/1.5,1/60

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