Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fieldwork912.A return of cold weather during the cherry blossom season 4K

2024年06月18日 | field work

 京都高台寺。桜が満開をすぎた頃、夜間におこなわれるインスタレーションを撮影した。激しい雨の中の京都も独特の空気を感じる。閉門近くだったので人も少なく静かに鑑賞できた。5月6日まで開催されている。午後9時30分まで入場可能。
 さてこの日は本格的な雨が降っていた。私は夜のジムに出かけてウェイトトレーニングとエアロビクスの後で高台寺の撮影という、久しぶりに時間が詰まったスケジュールで動かざるを得ない。というのも高台寺で人が少ない時間というと、夜遅く、しかも雨という条件ならば多分撮影できるだろうと考えた。
20:00エアロビクス終了
20:50阪急河原町駅着
21:15高台寺着
 阪急が河原町まで素早く着いたので予定より10分時間を稼げた。ここからバスだと12分、タクシーなら10分弱だろう。だが雨でタクシーは捕まらないと考え早足で歩くことにした。祇園四条を歩きながら意外とここは長いんだよねと思いながら、早足で歩くと程なく東大路の八坂神社前だった。脇道を抜けタイムリミット前に高台寺に滑り込んだ。予想通り閉門間近で人は大変少なかった。
 だから雨の古都の空気を感じながら撮影できた。これってなかなかいいもんだ。私にとって高台寺は、いつも撮影しやすい場所である。「ねねの寺」というぐらいだから、宗派に関係が薄く宗教臭さがないことも一因としてあるのだろう。それに傾斜地につくられた庭が美しい。
 3分弱のインスタレーションはブログラミングされているから、私は3箇所から撮影して、編集でひとつにまとめた。こういうところも、一人クリエイターにとってはありがたい。
 撮影後高台寺の池庭に出ると、係員がお堂を閉めますよといってきた。私は「どうぞ!」といって踵を返した。というのもここは秋の紅葉の寺だから、池のまわりには桜がないのである。高台寺の桜の目当ては、本堂中庭の1本だけ。その1本をプロジェクションマッピングとともに毎年撮影している。
 高台寺をあとにし、雨降る古都を八坂神社に向かって歩いた。夜更けの雨降る古都も静かだ。マクドナルドで珈琲で暖をとる。この隣の高瀬川では、桜の花びらが大量に流れていた。これで今年の京都の桜の季節が終わった。
 やはり映像は手間がかかる。理由は、映像になりそうな被写体を求めてロケをしないことには映像が出来ないからだ。この時期、奈良などへ1日がかりで撮影にゆきたいが、それには新しいジンバルの練習が必要だし、Log撮影の編集も勉強する必要がある。だから映像制作も人並みの水準にゆくまでは覚えることが多い。
 さて本日の映像はYouTubeには撮影翌日にアップ済み。これをもとにブログを書いている。ようやく6月の全てのブログ記事が完成し、こちらは安堵。今日は4月9日であった。

Fieldwork912.A return of cold weather during the cherry blossom season 4K
SONY FX30,E10-18mm/F4.0 OSS

コメント (2)
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