Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング882. 小説:小樽の翠791.明菜姉ちゃんのピロートーク

2024年06月06日 | field work

  明奈姉ちゃんは何時も彼氏の家から大学へ通っている。両親は海外出張で3年ぐらいはヨーロッパから戻らない。というか明奈姉ちゃんは彼氏のママに認知されているから、むしろ頼られている。そんな生活をしながら彼氏とピロトーク。
明菜「あのさぁー、私達の事を大学にいつまで秘密に出来るかなぁー・・。 」
彼氏「卒業するまで・・・ハハハ!」
明菜「無理よーーん。だってさあ、今日クラスの子達と札幌にいったんだわ。ほんでねマックでお茶なんかしてたわけ。当然男の子もいるんだよ。そんでね、ナプキン下に落としたから、拾おうとしたらさズボンの股間が膨らんでいてさ股間が勃起してるんだよ。ありっ、絶対やりたくてしょうがないんだよ。多分童貞!。」
彼氏「童貞に色気振りまいちゃ可哀想だよ。」
明菜「それは、しなかったけど、なんか目線が宙を舞っている感じ。私の想像だけど、芸術系の大学にくる子達って裸婦ぐらいは 描いてくると思うんだわ。だから頭のなかで裸婦を組み立てて、このボリューム感って心地よさげだなんて考えているのかもしれない。」
彼氏「ボリュームが持つ心地よさってあるもんな。明菜のボディは細いもんさぁー・・・。」
明菜「そんで私、思わず撫でそうになったチャッタよ。」
彼氏「オイオイ!、刺激しちゃダメだよん・・。」
明菜「ナプキンひろって思わず指をひっさこめたさ。」
彼氏「狐の面を被ってごまかしてちょ!。」
明菜「なんかクラスメートを裏切ってない。」
彼氏「うーーん、悩ましいなぁー」
明菜「だって、みんな私達が結婚しているなんて想像もしないよ。」
彼氏「え えーーっ、ゆくとこまでいってみよう・・・」
明菜「なんか快楽と一緒だねぇー・・・。」
彼氏「じゃ、その快楽を極めようよ。」
明奈姉ちゃんの裸のスレンダーなボディがベッドに横たわっている。
裸でいられるほどに、小樽も温かくなってきた。
もたろん彼氏と激しく燃える前のピロトークだった。
多分相性の良いカップル達は、こうしていつまでも盛り上がってゆくんだろう。明奈姉ちゃんもその一人だ。
・・・
小樽の初夏。
コメント
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