Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング883. 小説:小樽の翠792.新人の看護師

2024年06月07日 | field work

 今日は翠の夜勤の日。示し合わせたように晃子さんが深夜のお茶タイムにやってきた。それから4月から入ってきた新人看護師の玲於奈さんがルタオのフロマージュをもってやったきた。
玲於奈「翠さんに渡したくれって、マサヒロさんという方が持ってきました。」
翠「あっ、出産祝いかな!。」
晃子「おっ、今夜はリッチ。あら玲於奈!、新人なのになんで夜勤なんかしてんの。夜勤は六ヶ月先だよ。」
玲於奈「私、夜勤を経験しておいてもいいかなって思って看護師長さんに相談したら、新人研修の一環でやっとくかって。今日は人手が足りないので夜勤をすることになりました。」
晃子「ばかに積極的じゃん!。なんかいいことあったん?。」
玲於奈「まあ、その・・・。あったというか・・・。」
翠「なんだよ。いっちゃいなよ。それが夜勤の掟だよん。」
玲於奈「じゃ、いっちゃおうかな。私、女になったんです!!!。」
晃子「はあ!・・・。つまり男の子と初エッチしたんだ。そんで初エッチはどんな感じだったん?。」
翠「それで最近積極的なんだ!。」
晃子「相手は?」
玲於奈「幼なじみ。」
晃子「初エッチは痛かったかなぁー?・・・。どんなん??。」
玲於奈「だから私彼氏と口げんかしたんです。そしたら彼氏がキスしてきて・・・。」
晃子「前戯はいいからさぁー・・・。本番は?。」
玲於奈「だから彼氏が私のインナーを上に引き上げてキスして・・・」
翠「それからだよーーん。」
玲於奈「だから彼氏のコックが入口があそこにあたっているんですよ。私痛いかなぁーって思って彼氏の眼をみていたんです。
でっ、彼氏はすっごくゆっくり入口をこするんですね。
そしたらコックの先端が一寸入ってきたんですよ。それが結構太いんですよ。それで私、こんな大きいのをホントに入れるのって不安になったから彼氏を見つめちゃった。
それから太いコックが私の中をゆっくり進んでくるんですよ。
私眼をつむって一寸痛かったから首が少し仰け反っちゃった。
コックが真ん中まで来たら私の骨盤が自然に動いて彼氏のペニスをつかもうとするんですよ。
それから彼氏のコックがしずしずと進んできて・・・。
それが熱いんですよ。
子宮の入り口まできたら、そこを突っつくんですよ。私ウウッ、て唸った。でも気持ちがいいんですよ。
私眼を見開いて、彼氏の顔を見たらなんか感激しちゃって・・・。」
晃子「へぇーっ、素晴らしい初体験じゃん。」
玲於奈「私、高校の時にバレー部だったから、きっと処女膜なんか飛んでいったと思うんです。でも彼氏が私の膣に指をいれて膣の入り口付近にリング上に残っているよっていうんです。私、すっごい嬉しかった。」
翠「それだけスムーズにいったら相性ばっちしじゃん。」
玲於奈「私そのとき幸せを感じました。翠さんの初体験は?」
晃子「(*^▽^*)、翠は初体験で妊娠したんよ。フロマージュを持ってきたマサヒロ君が翠の子供!。」
玲於奈「えっ、だって出産祝いといってましたよ。」
翠「うんマサヒロ君を翠が高校の時に出産したの。それで今はマサヒロ君の二番目の子供ー、つまり孫が生まれるんだよ・・・。」
玲於奈「えーーー×○・・・・△・・!?。」
晃子「(*^▽^*)・・・、ここはそんな世界なのです。」
翠「受胎したら産科の狸爺に相談するべし。なんでもばっちり面倒見てくれるよん・・・。」
玲於奈「私排卵日計算してやったから、多分大丈夫・・・、多分!?。夜勤ってこんなに愉しい話しをしているんですか?。」
晃子「夜勤のお茶タイムは、看護師のエキスだよん。」
玲於奈「私、また夜勤したいですぅーーっ。」
翠「人手が足りないから、すぐ夜勤をあてがってくれるよん。」
・・・
そろそろ東の空が明るくなりだした。夜が短い小樽の初夏である。
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