今日も翠と晃子さんは夜勤。
ナースステーションで深夜のおやつタイムだ。
晃子「あの芽依さんを呼ぼうよ。」
翠が感染病棟に内線をいれたら、若い芽依さんがやってきた。
晃子「芽依なんか最近悩んでいない。時々くらい顔しているよ!。」
芽依「うーーーん、悩みかあ。いっちゃおうかな。」
翠「聞きたーーーい!」
芽依「どうしたら童貞の男の人とセックスをして処女らしく振る舞えるかなぁー?。」
晃子「はぁ?。芽依って男切りの異名があるよ。今時なんでそんな必要がいるのさ?。」
翠「あら、彼氏が童貞なんだ!。」
芽依「そうなんだ。若いときのビル・ゲイツみたいに頭が大きくてデカい眼鏡をかけて、それでとても痩せているんだ。」
翠「まさかコンピュータオタク・・・、じゃないよね。何してるの?」
芽依「感染症の研究者。」
晃子「研究オンリーで女に興味が無いんじゃないの?。」
芽依「以前はね。でも最近私の身体に興味があるみたいなんだ。」
晃子「じゃあさっさとやればいいじゃん。」
芽依「だからぁー、研究一筋で真面目で誠実そうなのね。私のような看護師にはもったいないぐらい。でもつかまえちゃったもんね。だからさあ、処女で彼を少し感激させられないかなって思ったわけ。」
晃子「あっ、それで彼氏を繋ぎとめようというわけだ。」
芽依「まあ、そうよ。私の初めてなんてサッカーの彼氏が酒に酔っていきなり突っ込んでくるんだもん。痛かった記憶しかないよ。」
翠「それで処女の演技をしようというわけだ。まあセックスの前に何も知らない女ですって自己暗示にかけるしかないよねぇー。あとは彼氏のリードに任せるんだろうなぁー。」
晃子「それでおどろおどろしく挿入されたら、感じまくって熱く燃え上がる。最初からそれですかぁー・・・。」
(*^▽^*)
芽依「よしっ、それで頑張ろう。」
晃子「えっ!」
翠「(*^▽^*)・・・」
・・・・・
晃子「それでハッピーになることを祈るよ・・・。」
翠「だよねぇー・・・。」
・・・
まだ夜が明けそうもない小樽の街灯の灯りが見えている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます