晃子さんは、病院の夜勤前に、閉店間際の文さんの店で夕飯をしてゆくのが日課だ。
晃子「もう無理聞いてもらってありがとう、いつもの定食ね!」
文「もう自粛しなきゃならないから今日は晃子さんだけですぅー。さて定食、あいよ!」
晃子「ありがとう。私もこれから2週間病院泊まりなの。そのまえにちと文さんの店でしゃばの飯だい。どうお、健さんと夜の生活は?」
文「幸せ!」
晃子「それじゃあ話題にならないよ(笑)。どんなセックスするの?」
文「野性的なのが好きみたい。だからバックが多いのよ。でもただのスケベだいう見方もできるけど。いつものように赤い肌襦袢で床にゆくじゃない・・・」
・・・
健さん「うしろ!」
文「はいはい、四つん這いですね」
そしたら健さんが肌襦袢をめくって後ろから股間をのぞいているのよ。
文「浮気なんかしてませんよ!」
健さん「してもらったっていいけど、いつもこの風景が詩的だとおもってさ」
文「そんなの私は、恥ずかしいだけですよ。痛っ!、もう濡れる前から広げちゃって。そういって、まじまじと見ながら撫でてゆくの。それで私が潤ってきてもなかなか入れないのよ」
健さん「・・・・」
文「はやく入れてくださいな、私は燃えそうですよ」
健さん「この次第にウルウルと濡れてくる風景がいいと思う」
そういって健さんが指を膣に入れて撫でてくるでしょう。
文「そこは、観賞用じゃないですからぁー。あぅっ、ああ、ああ!」
健さん「どうだ、文!、気持ちいいか?、健さんのチンボを入れてくださいと懇願してみろ」
文「そんな意地悪しないで、恥ずかしいこと言わせないでくださいよ」
健さん「いえ!」
文「健さんの、チ・チ・ン・ボ・を入れてください。そう言ったらいきなりスボッと奥まで入れてくるのよ。膣が破けそうなぐらい奥まで太いのがズンズンと・・・、もう乱暴なんだから」
健さん「文が絶頂に達すると身体がビクビクと硬直して、肋骨と肩甲骨が浮かび上がり、僧帽筋と広背筋が浮かび上がる様子が、人間とセックスをしているんだという充実感が好いね」
文「骨だ筋肉だなんて、なんか馬喰の見方よね」
・・・
文「最近毎晩、そんな感じなのよ」
晃子「オトコの人には、可愛い女をいじめてみたいって欲望があるんじゃない。そんな欲望が解消されるんだよ。きっとね」
文「普段は、やさしいオッサンなのに、あのときだけは意地悪なんだから」
晃子「そのあたりが、オトコの事情かな!」
文「オトコとオンナって、ホントおちんちんとおまんこの仲なのねぇー」
晃子「男と女って、セックスの相性の良さが出発点かしら。それから可愛くなって、好きになって、恋へと、発展するかな!。うらやましい話だよね。仲がいいわけだよー」
文「その順序を逆にしたのが恋愛小説かぁー。あれ嘘ばっかりだもんね」
(笑)
・・・
晃子さんは、深夜のナース同士の話題を抱えて、雪の積もっている夜道を病院の夜勤で出かけていった。というか感染症看護師の資格があるから、これから2週間は病院泊まりで休み無しなんだって。戦場に手ぶらで向かう看護師かぁー。
・・・
深閑と街は冷え切っている。
1月16日の小樽の新型肺炎感染者の発生は16名。