暑いと、昨年はどうしていたのだろう、さらにその前は、という具合に過去ログを引き出してそれぞれの夏を見比べていることがある。
1990年代に東京西麻布のプロデュース企業で仕事をしていた頃は、休みの時に出社し、会社の珈琲をすすりながら六本木界隈の街を徘徊していた。場所柄六本木で遊ぶには結構便利な会社なのである。
このブログでも今年の3月19日から21日で取り上げた東京六本木界隈の風景のなかで港区元麻布の民家を発見したのも1997年頃の夏であった。あの六本木のど真ん中にどうしてこんな古い民家群が残っているのかが不思議だった。都市開発の波から取り残され、Googleでさえも踏み込まなかったエアポケットのような空間であった。
そんな比較をしていると、今年の京都は暑いという概念を越えている。毎日38度という最高気温が続いていおり、そんな暑い環境に、これまで私も住んだことはない。
気象庁発表の天気図によれば、2週間停滞し38度の最高気温を継続してきた高気圧が移動をはじめ、雷雨予報もあり次第に例年の暑さに戻りそうな気配である。夜の気温は24度と随分涼しくなった。ようやく例年並みの夏が来るだろうか。
暑さ疲れもあり、また週末から沖縄へダイビングに行くことにした。7月から8月の合間の端境をつついたらダイビングに空きがあり宿と飛行機も取れた。一寸だけ涼を取り戻したい。今度は少し撮影にいそしもうと考えている。
さて画像は、暑いから冬の画像でも貼っておこう。
2015年12月28日 沖縄県慶良間諸島
NikonAW130,ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/100