Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1536. オジサン

2018年07月03日 | diving

 魚にピントが合っていないのには訳がある。

 ダイビングのMSD資格取得で単位を満たしていないスペシャリティコースが一つあった。そこで「魚の見分け方」をとった。そのときインストラクターの先生から課題が出された。「ヒメジ科の魚を撮れ!」。でっ、機材を構えてみてもおらへんのよ。顎下の長いヒゲで砂浜の蟹などを食べるので砂浜がないとさ。

 ようやく3ダイブ目で遠くにいた!。ハウジングには幸運なことに60mmの望遠マクロがはいっていた。先ずは撮っておこうというので2カットだけ撮影し、当の魚は視界から消えた。調べるとヒメジ科のオジサンという名前の魚だ。後で画像をMacでみるとピントが合っていなかったのよ。それでも課題はこなしたのでMSDの資格取得に一歩近づいた。オジサンに感謝というわけだ。

 魚の種目を決めて撮影するというのは、大変難しいことを痛感させられた。先ずは事前に魚の生息場所をしらべて潜るほかないのだが、いるとは限らない。そう思えばプロはようやるよね。

 魚が撮れたので翌日からはERとレスキューの授業だった。何しろ海底にいる水没者をさがし、抱えて浮上させ、レスキュー呼吸をしながら重機材をはずしつつ船へ引っぱって行き、浮力を利用して船に上げ、心肺蘇生という手順がある。それを実際に行動する必要がある。最初はうーーんできるかなと思ったが、まあなんとかやったですね。人を救助するのは、実に大変だということを痛感した。だから人助け!・・なんて簡単にはできないし、安易にいってほしくないよね。

 そんなこんなでマスター・スキューバ・ダイバー(MSD)の資格はとれた。アマチュアだとこれ以上の資格はないから、その上はプロコースになるが、そこまで他人の面倒をみられる力はないですね。まあ一歩前進したというべきか。それにしても水中なんて随分と怖い環境に出かけていると思う。それでもまたやろうという意欲になるが。

 さて京都の街も快適に過ごせるのは朝の8時ぐらいまでだ。昨日は朝学校に行く児童達とすれ違いながらマックに朝飯にでかけた。この時間帯に街が綺麗に見える。デスクワークの前にF3をかついで散歩するか・・・。いやそんな気力がなくなるほど、ジリジリと気だるく暑くなってくる。といって空をみると積乱雲ではない。蝉もまだ鳴かない。沖縄は台風が通過している頃だ。気象庁の予報では、近畿地方の梅雨明け予想は、7月12日から25日のあいだだから、まだ梅雨なんだ。それも雨の少ない暑いだけのカラッ梅雨。

 ワールドカップのライブ中継をみていた。対ベルギー戦、日本リードで進む中、後半アディショナルタイム、終了まで1分程度か、うん!、抜けられた!!、戻りが遅いか!?、試合終了直前ベルギーにゴールを決められる、ベストエイト進出ならず。実力にプラス奇跡が欲しいなぁー、これがサッカーか・・・。

 

沖縄県座間味島七番﨑

OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG ED 60mm/F2.8

ISO200,露出補正-1.3,f/6.3,1/320 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする