全長で8m程だろうか、大きなテーブル珊瑚だ。
珊瑚は5〜6月初め頃の満月の頃の夜に小さなピンク色の大量の卵を放出して産卵する。この頃ナイトダイビングがあるのだが、そんなにうまく産卵には遭遇できない。だからインストラクターも見たという人は少ない。ダイビングのタンクはエアを大いに節約しても1時間にも満たないのだから、遭遇できるかどうかは運次第(大潮の時とか考えても遭遇できるとは限らないようだ)。テーブル珊瑚産卵を撮影した沖縄タイムスのカメラマンは、3週間通い詰めたとWEBには記載されていた。
毎年の産卵日はわかっているから、自然環境は連鎖系だし、気候の変化が海水温に与える影響など連鎖の系譜を調べ、その前1週間ぐらいの海水温、温度、月の状態や潮の満ち引き。そのデータを10年ぐらいの経年変化でみて数値要因を探れば予測式が成立できないかと思うが・・・。次年度に向けてデータを集めてみようか。それとも徒労に終わるからやめようか。
あるとき別の場所で珊瑚の端部が人間のおしりの形のように削られているのを見たことがある。やっちゃったかなぁー!?、見事にケツの横断面のようにリアルに欠けていたのだが、大きさからすると大柄な女のケツだよなぁーと笑っていた。本当はぶつかっちゃアカンのだが。それとも偶然割れたのだろうか!?。
そんなこともあり、私は遠くから撮影。というか珊瑚の下には眠り鮫などがいそうだし、私の嫌いな魚が多そうなので近寄りたくない。だからさっさと立ち去った。それに珊瑚は動かないからいつでもそこにあるだろ。
2015年9月3日沖縄県宜野湾市コーラルパラダイス
NikonAW130,ISO125,焦点距離4.7mm,露出補正1,f/2.8,1/800