【古池や 蛙飛びこむ 水のおと】
〈春ののどかな午後、静寂(しじま)の中、古池に蛙が飛び込んで、突然「ポチャン」と音が聴こえ、また元の静けさに戻った。〉
蛙の鳴く声ではなく、水に飛び込む音に美を見いだし詩情をもたせた、ご存知の芭蕉の画期的な名句です。
【春の海 終日(ひめもす)のたり のたり哉(かな)】
〈うららかな春の日差しを受けて、海がのたりのたりとうねっている。〉
ゆったりとのどやかな春の海を見事に表現した、与謝蕪村の名句です。
昨日、寝台特急トワイライトエクスプレスが札幌駅を発ちラストラン。本日、大阪の河川敷には無数のカメラ、JR大阪駅に集った年齢 性別を問わない、ものすご大勢のファンに見守られ、25年の歴史にピリオドを打ちました。多くの人々が様々な想いを胸に、最後の別れに感慨深く涙したはりました。
これまでの数十年、新幹線・リニアモーターカーなど、速さ、利便性、収益を追及してきた鉄道ですんで、車窓の景色を眺めながらのゆったりとした旅は、忙しい現代人の心にふかぶかと染み入るもんがあったんですね。
今後も九州の‘ななつ星’のような、豪華で優雅な高額観光列車が続々登場するようです。
ただいま、大相撲春場所が大阪で行われてますけど、館内に流れる時の流れは、実に心地のええもんです。
あわただしい日々、時間がゆったりと流れてた清貧な良き時代が、懐かしく味わい深く思われます。
〈春ののどかな午後、静寂(しじま)の中、古池に蛙が飛び込んで、突然「ポチャン」と音が聴こえ、また元の静けさに戻った。〉
蛙の鳴く声ではなく、水に飛び込む音に美を見いだし詩情をもたせた、ご存知の芭蕉の画期的な名句です。
【春の海 終日(ひめもす)のたり のたり哉(かな)】
〈うららかな春の日差しを受けて、海がのたりのたりとうねっている。〉
ゆったりとのどやかな春の海を見事に表現した、与謝蕪村の名句です。
昨日、寝台特急トワイライトエクスプレスが札幌駅を発ちラストラン。本日、大阪の河川敷には無数のカメラ、JR大阪駅に集った年齢 性別を問わない、ものすご大勢のファンに見守られ、25年の歴史にピリオドを打ちました。多くの人々が様々な想いを胸に、最後の別れに感慨深く涙したはりました。
これまでの数十年、新幹線・リニアモーターカーなど、速さ、利便性、収益を追及してきた鉄道ですんで、車窓の景色を眺めながらのゆったりとした旅は、忙しい現代人の心にふかぶかと染み入るもんがあったんですね。
今後も九州の‘ななつ星’のような、豪華で優雅な高額観光列車が続々登場するようです。
ただいま、大相撲春場所が大阪で行われてますけど、館内に流れる時の流れは、実に心地のええもんです。
あわただしい日々、時間がゆったりと流れてた清貧な良き時代が、懐かしく味わい深く思われます。