本日のT&Tうちでの料理は、根深焼飯。
「易水にねぶか流るる寒さかな」「ねぶか買うて枯れ木の中を帰りけり」蕪村の俳句にあるように、ねぶかの旬は冬です。江戸時代初期の井原西鶴の好色一代女にも「ねぶか」の記述はみられます。もともとは、関東の土中に深く作る白葱を「ねぶか」と称し、関西の地上で長く緑の葉をのばして作る葱は「はねぎ」と呼ばれてましたが、いつしか「ねぶか」が葱の別称となったようです。ちなみに「ねぶか汁」は、葱を汁の実としたおつゆのこと。葱とご飯は相性のええもんで、江戸時代のいくつもの料理書に葱飯が記載されてます。肉類が入らない根深焼飯は正にたっぷりの葱が主役、葱の香り・甘み・辛みがご飯と相俟って、シンプル且つ淡白な美味しさです。
「易水にねぶか流るる寒さかな」「ねぶか買うて枯れ木の中を帰りけり」蕪村の俳句にあるように、ねぶかの旬は冬です。江戸時代初期の井原西鶴の好色一代女にも「ねぶか」の記述はみられます。もともとは、関東の土中に深く作る白葱を「ねぶか」と称し、関西の地上で長く緑の葉をのばして作る葱は「はねぎ」と呼ばれてましたが、いつしか「ねぶか」が葱の別称となったようです。ちなみに「ねぶか汁」は、葱を汁の実としたおつゆのこと。葱とご飯は相性のええもんで、江戸時代のいくつもの料理書に葱飯が記載されてます。肉類が入らない根深焼飯は正にたっぷりの葱が主役、葱の香り・甘み・辛みがご飯と相俟って、シンプル且つ淡白な美味しさです。