書道家Syuunの忘れ物

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LIFEBOOK WA2/J ・カスタムメイドモデル実機レビュー

2012-12-30 20:49:02 | 日記
LIFEBOOK WA2/J ・カスタムメイドモデル実機レビュー



LIFEBOOK AHシリーズ 15.6型ワイドは、ハイスペックのプレミアムノート型パソコンという位置づけになっている。        
レビューするのはこのうちのweb限定のカスタムメイドモデル・LIFEBOOK WA2/J である。前回レビューのLIFEBOOK WU1/JというUltraBookというモバイルにも使えるノート型パソコンとは違って、カタログスペックで約2.4kgという重さでDeskBookという据え置き型のノート型パソコンである。



従って仕様としては、UltraBookほど性能を多少落として省エネ高速にする必要はなく、高性能クアッドコアCPU(Core™ i7-3632QM)、スロットインBlu-ray Discドライブなどを搭載している。
その他この製品でおもしろいと思ったのは「富士通独自のハンドジェスチャー操作対応」。何か超能力でも持ったのではないかという錯覚を覚える様に操作できる。(詳細は次回)



今回の実機レビューの仕様(LIFEBOOK WA2/J ) 以下の通り

LIFEBOOK WA2/J[ガーネットレッド]
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●OS--Windows 8 64ビット版
●CPU--Intel Core i7-3632QM (4コア/8スレッド/2.20~3.20GHz)
●メモリ-8GB (4GB×2) [デュアルチャネル対応] (実機はHynix)
●HDD -約1TB (実搭載TOSHIBA MQ01ABD100 1000.2GB)
●ドライブ-- BDXL(TM)対応 Blu-ray Discドライブ(実機はPioneer BDR-UD02)
●ディスプレイ-- 15.6型ワイド 高輝度フルフラットファインパネル [1366×768]
●ポインティングデバイス--Windows 8のジェスチャー操作を行える大型フラットポイント・富士通独自のハンドジェスチャーにも対応
●拡張I/F -- HDMI出力×1、USB3.0×3、USB2.0×2
●ダイレクト・メモリースロット-SDHC/SDXCメモリーカード対応(高速UHS SPEED Class1対応)
● ガーネットレッド、ブラック&レッド キーボード
●内蔵(IEEE 802.11a/b/g/n準拠+Bluetooth v4.0+HS準拠)
●Webカメラ--HD Webカメラ内蔵 (有効画素数 約92万画素)
●Office--Office Home and Business 2010(officeにPowerPoint などを追加したもの)
●レーザーマウス(黒) [USB接続]  
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このLIFEBOOK WA2/J は、底面を見ると内蔵バッテリパックが大きかったり、メモリー交換が簡単にできるように単にはめ込みだったりしてこのパソコンの性格というものが窺える。



パソコンとしては、いわゆるフル装備のもので富士通製品らしく手抜き(仕様を落としてコストダウンする)というものは見当たらない。それで最近の傾向として「ノート型パソコン」でも高品質の音をということで「Pioneer製高音質スピーカーを搭載」している。





但し、ノート型パソコンという形の限界があって、重低音が出るというものではない。

又、富士通のナチュラルフィットキーボードは、日本人が使いやすいようにキートップをわずかに凹形状にしたりして外国製メーカーとはひと味違った使いやすさがある。





この「最新OS Windows 8搭載」ということでいつも通り起動の早さを測定してみた。
しかし、LIFEBOOK WA2/J はSSDや高速処理用SSDのアシストドライブがあるわけではなく単なるHDD仕様なので冬場はHDDを充分温めて起動テストをした。(HDDが18℃以下だと、HDDの保護からスピードが出ないことがある。)
これによって大方起動(スイッチを押してからスタート画面が完全に表示されるまで)は、19秒前後という結果になった。
それで、Microsoft Assessment Consoleを使っていつも通り検証してみた。


これは「Startup and Shutdown Experience」というテストでこの中の「Boot performance(Fast Startup)」では、7.122秒というそれほど高速ではない。



そして、Microsoft Assessment Console Analyzerで生データーで見ると約15.2秒というのがHDDなどの速度に関係しない起動時間であることがわかる。
この結果から約19秒の起動というのは、大方正しいのではないかと思われる。



そして、実際は冬の気温や更新プログラムなどの種々の影響から、このスピードは出ないこともある。

いずれにせよUltraBookというきびきびした軽い動作をするパソコンから見ると、何か重たいものを動かすという印象が強い。しかし、自作のデスクトップパソコンWindows7(HDD版)から見てもUSB3.0は瞬時に認識し、プログラムの立ち上がりも速くて隔世の感がある。



そしてLIFEBOOK WA2/J は、オンボードグラフィクスでIntel HD Graphics 4000である。次回そのベンチマークを確認のために取ってみたので紹介する。
しかし、CPUに「Intel Core i7-3632QM (4コア/8スレッド)」という高性能なものを搭載しているのでフルハイビジョン動画の編集にも対応すると思われる。(ソフトウェアエンコード)
但し、発熱がパームレストの左側に乗ってくるようなものは気になるところである。


LIFEBOOK WA2/J[ガーネットレッド]
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