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ARROWS Tab QHシリーズ(ARROWS Tab WQ1/M)
の概要とその座談会
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ARROWS Tab QHシリーズの富士通の直販店「富士通WEB MART」では、ARROWS Tab WQ1/Mとなっているカスタムメイド出来るモデルをレビューする。
このARROWS Tab QHシリーズを借りることになったのは、2月某日浜松町(貿易センタービル)で座談会に出席することになったからである。(富士通「FMV・ARROWS Tabシリーズ」モニター体験者座談会・・・・・あとから分かった正式名称)
それでその座談会の少し前に誰かの「ARROWS Tab WQ1/M」が送られてきた。
事前のアンケートには、「今お使いの・・・」という項目があったり、「My Cloudについて・・」という項目があったりして、本当に「お使いではないよ!!!」という違和感があった。
まして、「My Cloud」という富士通のパソコンを買うと5GBまで写真やファイルをネット上に保存しておけるサービス。
富士通のパソコンだとアイコンがあるので面倒なことはない様だが、ビジターだと「MyCloud ライブラリーベーシック500MB」で写真のみ保存可能。
それ以上は、毎月使用料を払うことになる。
それだけでなく、Windows7だと専用ソフトをダウンロードすれば良い一方、Windows8であると、ストアにソフトを探しに行ってダウンロードには当然Microsoftアカウントが必要。
これは初心者にはかなりハードルが高い。
但し、MyCloud ライブラリーは富士通らしく軽くて便利である。
そんなこんなで座談会では、ARROWS Tab WQ1/Mのことについて知らないことを多く知るようになった。
この座談会で最後まで違和感があったことは、終わってから参加者に聞いてなるほどと分かったからであった。
それは昨年秋の富士通新製品発表会に参加してイベント会社から、その後サンプル品としてARROWS Tab QHシリーズその他を貰(もら)った人たちであった。
だから何の知識もなく送られてきたタブレットを1~2週間置いておいたのとは全く違う。
そういうわけで、キーボードドック(スリムキーボードなど)を付けていた機種を持っている人がいたり「わけがわからん」という印象。
それでどんな風に使っているのかというと、「風呂でテレビを見る・・・」というような安価なWindows8.1タブレットかAndroidタブレットの使い方を脱していない。
このARROWS Tab WQ1/Mは、Intel Atom Z3770であるとはいえ、いわゆる安かろうという製品ではない。
それで宝の持ち腐れにならないようにこのARROWS Tab WQ1/Mの性能を確かめてみたい。
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ARROWS Tab WQ1/Mの仕様
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■OS:Windows 8.1(32ビット)
■CPU:Intel Atom Z3770 (4コア/4スレッド/1.46-2.40GHz)
■メモリー:4GB (2GB×2) [デュアルチャネル対応・オンボード](2.89GBまで認識)
■ハードドライブ:128GB SSD(実機はSAMSUNG・MDGAGC)
■プロセッサー・グラフィックス:Intel® HD Graphics
■ディスプレイ:10.1型ワイド WQXGA タッチ対応・ペン入力
■内蔵前面:有効画素数 約200万画素+背面:有効画素数 約800万画素
■内蔵 (IEEE 802.11a/b/g/n準拠+Bluetooth v4.0準拠+NFC)
■内蔵 (GPS、加速度センサー、地磁気センサー、照度センサー、ジャイロセンサー)
■USB3.0×1、USB2.0(micro-AB)×1、スライド方式 指紋センサー内蔵
■ACアダプタ、専用スタイラスペン
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ARROWS Tab WQ1/Mの外観
及び座談会で聞いた説明など
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ARROWS Tab WQ1/Mの外観は、光沢があってつるつるしている。
これに関しては、「拡張クレードル」(Webサイト参照)などがない場合に立てかけておくと滑って使いにくいと考えていた。
この件について「デザインの長尾氏」は、これは手に持って一番滑りにくい材質を使っているという。又、(防水のため)汚れても簡単に拭けるとのこと。
それならばやはり「拡張クレードル」などが必須なのではという印象がある。
このARROWS Tab WQ1/Mは普通に使う事務作業(動画編集、RAW現像など以外)は難なくこなすことが出来るタブレットである。
この事務作業を行うには、Windows8についている画面上のキーボードやスクリーンキーボードでは無理がある。
但し、「ワンタッチキャプチャー」ということができるボタンがある。
これを使うと付属のスタイラスペンを使って「お絵かきができる」という機能がある。
USB3.0のコネクターがあるのでキーボードなどを繋げることができるが、「拡張クレードル」や「スリムキーボード」などの付属品がない場合Bluetoothのキーボード、マウス等が必要であると思われる。
重さは638gでアダプターも183g。
持ち運びには不便ではないが、キーボードは何とかしたいものである。
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ARROWS Tab WQ1/M起動時間測定
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起動時間は、約20秒。その実態は「Microsoft Assessment Console」が32bit版にはインストール出来なかった様に思うので検証出来ていない。
又、SSDの速度は一般のモバイル型ノート型パソコンのHDDと同じくらいの速度であった。
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ARROWS Tab WQ1/Mグラフィックカード性能
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Intel® HD Graphicsでは、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク
キャラクター編」は動作困難であることは分かっている。
ここは、敢えて参考のためにデーターをとってみた。
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ARROWS Tab WQ1/Mを使ってみての感想
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富士通 ARROWS Tab WQ1/M カスタムメイドモデル FARWMQ1Nは、Intel Atomプロセッサーを使っているタブレットの中では快適に動作する様に思える。
多くのデータや写真などは富士通の「MyCloudライブラリー」に保存することでいつでも内蔵HDDなみに呼び出せるというのも魅力である。
そうでなければ、SDHCカードを入れて予備のHDD代わりにするという方法もある。
このARROWS Tab WQ1/Mは、「拡張クレードル」や「スリムキーボード」などを追加することによって使用用途が広がりUltrabookの代用にもなり得る。
しかしながら、付属部品を買いそろえると価格も上がり、Ultrabookが買える値段になるというのが問題かもしれない。
▼詳しくはコチラ
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今回の記事について
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今回の座談会の正式な募集の名称等
富士通「FMV・ARROWS Tabシリーズ」モニター体験者座談会
【当案件は2013年10月開催の「富士通新商品内覧会」へご参加頂き、モニターに当選された方のみを対象とした限定案件となります。大変恐れ入りますが、対象者以外の方にご応募を頂いた場合、お申込を承認させて頂くことはできません。何卒ご了承ください。】
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Syuunは、モニターにもなっていないし当然「富士通新商品内覧会」も参加していない。
そして、参加に当たって交通費も自腹で記事を書いても報酬(掲載料)がでるわけでもない。
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