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XPS 11 プレミアム・タッチパネル
の概要とレビューの目的
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近年パソコンの使い方が変わりつつある。パソコンの黎明期の自作パソコン派は激減して、今や希少種になった。そして、今までフルスペックのパソコンを買っても必要なくて、居間のゴミになっていると言うことが多かった。
そういうパソコンを買っても「置いとく」ということだった人達は、今スマホかタブレットで充分でこれに移ってしまった。
それでパソコンの代わりにタブレットを買ったとしても、仕事には使いにくい。
そういうタブレットとしてもUltrabookとしても使えるDell・XPS 11が今は存在する。
それでこのDell・XPS 11とはどんなものか、そして最近Dellが長時間使える『コードレスパソコン』を発売している。
このDell・XPS 11はこのコードレスパソコンではないが8時間バッテリーで使えるという。
その検証も含めて検討してみる。
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XPS 11 プレミアム・タッチパネルの仕様
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●OS--Windows 8.1 (64ビット)
■CPU--第4世代インテル® Core™ i5-4210Y プロセッサー (3M キャッシュ, 最大 1.90GHz まで可能)
■マザーボード-:Dell XPS11 9P33
●メモリ-4GB デュアルチャネル DDR3L-RS メモリ(1600Mhz
■256GB SSD(実機はSAMSUNG・mSATA)
●ドライブ--なし
●グラフィックカード;内蔵・インテル® HD グラフィックス 4200
■ディスプレイ;11.6 インチ Truelife QHD タッチパネル ディスプレイ (LEDバックライト採用、2560 X 1440)Corning® Gorilla® Glass NBT™
●カードリーダー :PowerShare対応USB 3.0 x 2、HDMI x 1、ヘッドセットジャック x 1、3-in-1メディアカードリーダー(SD、SDIO、SDXC、Nobleロックに対応)
●LAN;インテル® Centrino® ワイヤレス-AC 7260 + Bluetooth 4.0
■電源;40WHr 4 セルバッテリ (内蔵)
■デュアルアレイデジタルマイク付きワイドスクリーンHD Webカメラ
○セキュリティーソフトウェアなし
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■カーボンファイバ・削り出しアルミ素材
エッジツーエッジのCorning® Gorilla® Glass NBT™
シリコン製パームレスト
●寸法(仕様書による)300×11~15×210mm
最小重量(1.13 kg)
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その他の詳しい情報はメーカーサイトを参照。
New XPS 11 プレミアム・タッチパネル
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XPS 11 プレミアム・タッチパネルの外観
その他(4ウェイに自由に切り替え)
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カーボンファイバ・削り出しアルミ素材は、質感が高くかなりの所有感を感じさせる。
又、Corning® Gorilla® Glass NBT™を液晶画面に使っているために堅牢性に勝る。
★重量は実測でPC本体が1119g、ACアダプターは257g。
4ウェイに自由に切り替えて使うために、「平面的なタッチキーボード」(バックライト付きキーボード)を採用している。
この「革新的なキーボード」は、従来のキーボードを押す、たたくという感じではなく正に「タッチ」するという感覚のために慣れが必要であろう。
実際に使ってみると、入力した感じが分からない時に「音」を鳴らすことが出来る。
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XPS 11 プレミアム・タッチパネルの
基本性能
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Microsoft Assessment Consoleによる
★Boot performance(Fast Startup)
★Battery run down with energy efficiency diagnostics
( エネルギー効率診断を含むバッテリーの寿命テスト)
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Boot performance(Fast Startup)は、測定の結果2.245秒で正にUltrabookの様相を呈している。
そして、SSDを搭載していることから約11秒で起動する。この高速なSSDの関係からストレスなく使えるUltrabookである。
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★8時間バッテリー駆動するか
★Battery run down with energy efficiency diagnostics
( エネルギー効率診断を含むバッテリーの寿命テスト)
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今回のテストはDellの仕様どおり「8時間バッテリー駆動するか」を検証する。
Microsoft Assessment Console・Battery run down with energy efficiency diagnosticsのテストでは、動画再生などを含めたテストを行っている。従って、スリープ状態になることはない。
そのテストは、バッテリの満充電状態になっていることをソフトが自動的に確認した上で、バッテリー残量が5%に減少するところで測定終了する設定である。
Battery run down with energy efficiency diagnosticsの結果では、495分でバッテリー残量が「残量5%」になり終了している。
『コードレスパソコン』の場合は、余裕で次のテストには行ってしまうが、今回は正常に終了。
「予想シャットダウン時間」が500分になっている。
これは、バッテリーが8時間20分連続で使えることを示している。
消費電力効率も95%で良好。
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XPS 11 プレミアム・タッチパネルを使ってみての感想
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New XPS 11 プレミアム・タッチパネルは、非常に高速起動するUltrabookである。
それでどんな感じて使うのかというと、タブレットでは飽き足らない人達なのではないかと思われる。
タブレットにはAndroid型の使い勝手が限定されるために、最近Windows8.1を搭載する高性能のタブレットに人気が集まっている。しかし、使われているCPUはインテル® Atom™ プロセッサー であり、ストレージも64GB程度のものが多い。
ところがキーボードがない。これで仕事をすると言うわけには行かない。
アタッチメントでキーボードなどが付くものもあるが使い勝手は専用のものにかなわない。
こんなことから、タブレットの代わりにこのXPS 11を使うと言うのが主なる用途であろう。
そうであれば、多少慣れが必要である特殊なキーボードも納得できる。
軽く、起動が速く、堅牢で持っていても質感が高く満足感もある。
使い勝手の悪いというキーボードもキーボードを押したときに「音」を出すことが出来るので、こういうところは、慣れると面白いものである。
その他の詳細は・・・・・New XPS 11 プレミアム・タッチパネル
↓↓↓↓メーカー直販サイトにて再確認していただきたい。