書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

官製談合事件・お役人の法則

2006-11-21 18:51:20 | 日記

ここのところ、官製談合事件が後を絶たない。
結局最終的には、知事のところまでゆく。
この宮崎県の談合事件では、関与が疑われる安藤忠恕知事が関与を否定する発言に終始した。
ところが、昨日朝日新聞のスクープ記事で「安藤知事は、公共工事の受注依頼の要請に対して、逮捕された二本木容疑者を紹介したと言う」証言を掲載した。
一方、産経新聞に「県土木部長の藤本坦容疑者(59)が業者選定を「上の意向だった」と供述していることが21日わかった。」

まあ、常識としてそうだろう。何故なら役人という人種は「絶対に自分個人の判断」と言うことをしない人種だ。判断するのは、まず「前例」。次に「慣例」。
それ以外のことは判断決断しようとしても出来るものではない。
そして、例外は「上・上司からの業務命令だ」。上司も違法でも「慣例」なら「慣例だから」と押し切る。
どこの県でも、妙な行事が始まったり、今まで違う対応をすると言うときは、大体知事の意向だ。
こんな常識があれば、知らないなどと言って逃げられるとは思うまい。
世の中の基準が変わる、正常に戻ろうとするとき色々とそのバネに振り落とされる人々が出るものだ。