これは、2009年の「第40回 大宅壮一 ノンフィクション賞」を受賞した平敷安常氏の
三作めの作品です。
この、6月11日に講談社から発行されました。
内容は、大宅賞を受賞した「ベトナム戦争取材」以後の30年間の彼の記録をまとめたものです。
(表紙の見返し)
1975年のサイゴンの陥落から半年後、レバノンの首都、ベイルートの取材記から
話ははじまります。
あの、アラファト議長も登場します。
緊迫した取材記に読むほうは、グングンひきつけられていきます。
と言っても、きょうのブログは、書評でも読後の感想でもありません。
474ページにおよぶ大作だけに、一挙には、なかなか読みきれません。
(裏面カバーのそで)
きょうのところは、出だしの「レバノン戦記」を読んだだけです。
そして、中東の情勢や世界の動きが理解できそうです。
それと同時に、著者がこの大作に
取り組もうとした気持ちもわかるような気がしました。
講談社は、6月23日の新聞(我が家では毎日新聞)朝刊に、「新刊」のお知らせの広告を
掲載しました。
この「アイウイットネス 時代を目撃したカメラマン」については、私のもう一つのブログ
「春夏秋冬 75」の6月7日と6月13日にも掲載しています。