「キャパになれなかったカメラマン~ベトナム戦争の語り部たち~」で、2009年の「第40回 大宅壮一ノンフィクション賞」をもらった、報道カメラマン平敷安常氏がかかわった、TVドキュメンタリーが近く放送される。
彼は、今年の夏、NHK番組の取材に同行しベトナムに渡ったという。
放送の予定は、NHK Bs1 世界のドキュメンタリー
放送時間は、 12月3日(金) 23時~23時49分(49分番組)
タイトルは、「戦場のジャーナリスト~俺たちが見たベトナム~」
再放送が同じくBs1で、12月10日(金)10時~10時49分 となっている。
NHKのホームページによればBs1は、11月29日から12月4日までの同時間帯に「シリーズベトナム戦争50年」を予定している。
また、これとは別に、NHKBShi のハイビジョン特集でも、
1月22日(土) 20時~21時29分 89分番組(タイトル未定)
再放送は、1月29日(土) 12時~13時29分 を予定している
この日程は、東京ビデオセンターのプロデューサーから平敷氏の先輩であるM氏宛に届いた
FAXに書いてあったもので、「是非、ご覧いただきたく、よろしくお願いいたします」と添え書きがあったので、ここに転記しました。
なお、平敷安常氏は先の「キャパになれなかったカメラマン」につづく、二作目を執筆中とのことです。
上の写真は、去年、帰国当時の平敷安常氏です。
11月も、はや、後半に入り、街は秋景色から冬景色に姿を変えようとしている。
今年の冬は寒さが厳しいという。年齢をとってきた私たちは寒いのはいやだ。
その季節の変わりを前に、街角に「秋色」を探った。
京都に紅葉を求めた観光バスの旅も終わりに近づいた。
最後は、夕日に沈まんとする金閣寺です。
「日のあるうちに、まず写真を」で、観光絵葉書になってしまった。
日も落ちかけて、しかも逆光。ここでは、紅葉の色もいささかわかりにくい。
最後は境内にある「龍門滝」。
高さは2.3米、鯉が滝をのぼりりきると龍に化するといわれる中国の故事「登龍門」に
因んで、鯉魚石がおかれている。
今まさに、跳ねんとする鯉の姿をした石が滝つぼに斜めに置かれている。
(「秋の京都」は11月16日の一日旅。天気がもう一つで残念でした。)
銀閣寺を訪れる観光客はたいへん多かった。
修復がなって、かっての趣をとりもどした銀閣は観光客の人気スポットでもある。
(いずれも11月16日の撮影です)
京都の秋に「紅葉」を訪ねて、11月16日、清水寺、銀閣寺、金閣寺をまわった。
天気は、今ひとつで晴れたり曇ったり。もみじの紅葉には少し早かったかと感じた。
以下はその記録です。
上は、清水寺「奥の院」
同 本堂(本堂を支える柱は139本という)
同 音羽の滝
晴れ間をぬって「もみじ」を写す
東海道五十三次は江戸から京都まで。その最後の宿場は「大津」であった。
大阪と京都の間には、豊臣秀吉がひらいたという京街道があり、途中に
守口、枚方、淀、伏見の宿場があった。
その枚方宿。西見附から東見附の間、約1.5キロ。
今では石畳のきれいな道に整備されて、あちこちに石柱の表示が目立つ。
街道沿いの民家には、杉の葉を集めた動物の飾り物や、くらわんか整骨院、大黒さんの
鬼瓦など、珍しいものを見ることができた。
かっては、大名行列が通った「枚方宿」。淀川の舟運で栄えた「鍵屋浦」にも
昔の面影は無いが、それなりに宿場の雰囲気は感じることができた。(おわり)
きのうから、「黄砂が日本の上空へ飛んできている」との情報が伝えられていた。
阪神間では、けさは朝からどんよりとした空模様。普段は見える近くの山も、
きょうはかすんでいる。現在、午前11時半だが、見通しは悪い。
(10時40分 2階のベランダから 撮影)
江戸時代、東海道から京都・大阪へ延びる京街道の宿場町であった枚方。
淀川を上下する「三十石船」。淀川の舟運で栄えた枚方。
その賑わいを今に伝える枚方市立「鍵屋資料館」。
資料が展示されてる別棟。裏は淀川にのぞむ。
その資料の一部。上は大名行列の通過風景。
「くらわんか舟」の模型。
(つづく)
大阪府の枚方(ひらかた)が宿場町であったことは意外に知られていない。
しかし、京都と大阪の間、淀川を三十石船が上下し、人や荷物を運んだ時代。この枚方付近で、その船に
「餅くらわんか」、「ごんぼ汁くらわんか」と小船で商いをした「くらわんか舟」のことは、よく知られている。
その枚方宿で、江戸時代に旅籠、幕末は船待ち宿として繁盛し、近代は平成9年まで料理旅館で知られた「鍵屋」が、
現在は資料館として枚方宿の歴史を伝えている。
資料館の玄関を入って正面が受付になっており、この別棟は2階建てで
裏が淀川の河川敷になっている。
玄関の左手前が主家で、京街道に面している。
街道に面した主屋には、屋号の「鍵」を染めた暖簾がかかり、庇に「鍵屋」の文字が見える。
別棟の二階から裏をのぞけば、淀川左岸の河川敷が広がり、枚方大橋が目の前に見える。
のどかな風景の中に、三十石船が行き来し、小船が商いに精を出した当時の船宿の
活気が目に見えるようだ。
(つづく)