"四季折々 この一枚″

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摂津三湯のひとつ「平野湯」

2014年04月24日 16時48分09秒 | 紀行

兵庫県川西市、南北に走る能勢電鉄の「平野駅」周辺です。

線路の側を「塩川」が流れ、その西側を「国道173号」が走っています。

この付近、江戸時代は、有馬、一庫(ひとくら)とともに、
北摂三湯のひとつとして、「平野湯」があり、賑わったと言われています。

能勢電鉄、「平野駅」の改札を出ると、その歴史を記した標識が目に入ります。

駅から北へ、350m、国道173号の西側に「多田平野湯温泉薬師庵」の表示があります。

その東側、国道を隔てて、「三ツ矢サイダー発祥の地」の表示も出ています。

このあたり、古くから塩泉が湧き出ていたらしく、元禄年間には温泉場として
20数軒の旅舎があった、と書かれています。

それが江戸時代の末の大火で衰退し、今は、薬師堂の名残りを伝える
薬師庵があるだけです。

 その薬師庵を東へ、国道を渡ると「三ツ矢サイダー発祥の地」の
標識があります。

下の画像は平野付近から北方向を見たところです。

この画像の前方、国道を跨いで、間もなく、新名神高速道路の橋桁が
架かろうとしています。

 


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