7月12日(日)、TBS制作のドラマ「天皇の料理番」最終回は、
関東での視聴率が平均17.7%。
この番組での記録を更新しておわりました。
篤蔵の妻、俊子は、「貴方は癇癪持ちだから、いざと言うときは、この鈴の音で
癇癪を鎮めてください」、との遺言を残して世を去りました。
この日、ドラマの終わり近く、篤蔵は「鈴」を取り出しました。
22時21分、最高視聴率20.3%を記録したそうです。
主人公の秋山篤蔵は、妻、俊子の遺言を守って戦後の危機を乗り越えます。
戦後の困難な時期を、「天皇のため」、「GHQ」とわたり合った主人公。
料理一筋に命をかけて、自分の人生を貫いた主人公は、
やがて、天皇の料理番、「厨司長」を去ってゆきます。
主演の秋山篤蔵を演じた佐藤 健(たける)が包丁の使い方を習い始めたのが
去年の8月だったそうです。
戦後の皇室やGHQをドラマに取り上げたのは、珍しいとおもいます。
それに挑戦したスタッフの意欲にも驚きました。
キッタ、ハッタのドラマやお笑いものの多いテレビ界。
歴史に真正面から取り組んだ制作陣にも感激しました。
(今回の写真は、7月12日放送分から複写しました)