「開かれた税関」を目指す神戸税関には、1階に「広報展示室」があり、無料で見学ができる。
そこには、展示ゾーンや体験ゾーンなどがあり、密輸品やコピー商品が展示され、本物とニセ物を見分ける体験などができる。
神戸税関は1868年、幕府によって兵庫運上所として開設されたのが始まり。
1873年(明治6年)、神戸税関と改称し、12月に初代の本館庁舎が竣工した(上の写真)。
しかし、この庁舎は、1922年に火災で焼失する。
そして、1927年(昭和2年)3月、2代目、本館庁舎が竣工する(上の写真)。
さらに、阪神大震災で被害を受けた庁舎は、1998年(平成10年)11月、東側の本館部分を生かしてインテリジェントビルを建設、3代目の現在の庁舎として生まれ変わった。