私が病院で歯を抜く予定の2月23日、朝、長男の孫から電話が入りました。
内容は、「東京から自転車で関西まで走って来た。いま奈良の親戚の家で泊めてもらっているので、
夕方には、そちらに行きたい、泊めてほしい」、との頼みでした。
もちろん家内は、「OK」。「気をつけてくるように」、と伝えたそうです。
夕方、病院で抜歯を済ませて帰宅した我が家へ、孫は、やってきました。
比較的元気なので、逆に驚きました。
孫と言っても、23歳。間もなく大学の卒業式。就職も「IT 関連」の会社に決まっており、
予定の隙間をねらって、東京を飛び出したことがわかりりました。
「それにしても、なにも、この寒中に自転車旅行などしなくてもよいのに」、とおもいました。
出発したのは、11日だったかなあ、と言っています。
途中は、ネットカフェや道の駅に泊まって来たそうで、
宿泊用のテントなども大きなバッグに入っているそうです。
「これから、神戸へ走り、フェリーで高松へ渡り、松山から船で九州へ行く」、とのこと。
「博多からは、荷物を宅配で送り、新幹線で帰京する」、と元気に語っていました。
若い人はいいものだなあと、つくづく感心しました。それにしても、無謀と言えば無謀な話ですがーー。
一昨年も、私が入院していた9月、中国から、東南アジアを回って関空から我が家に寄り、
東京へ帰っていったことがありました。
今回、我が家で2泊した孫は、きょう25日のお昼過ぎ、勇躍、ペダルを踏んで神戸へ向かいました。
きょうは神戸で泊まって、明日、早朝のフェリーに乗ると言っていましたがーーー。
果たして、何時、東京へ帰るのか。いささか心配でもあります。