"四季折々 この一枚″

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能勢電鉄とともに50年(4)

2020年03月25日 11時23分36秒 | 紀行

この車輪は川西能勢口駅とJRの川西池田駅を結ぶ短い路線を走っていた
能勢電鉄の「国鉄前線」の車両の車輪と車軸のモニュメントです。

場所は、川西能勢口駅の北側を西へ、車道を越えた横断歩道の側です。

説明板もついていすが、字がかすれて定かには読めません。

横断歩道の南側には、当時の車両をかたどったマンホールが
はめ込まれていますが、これも表面が擦り切れて、見にくく
なっていました。

国鉄前線の開業は1971年(大正6年)。能勢電鉄としては一の鳥居まで
開通してから4年後のことで、川西北部の人と物資が、戦後、国鉄となった
池田駅を経由して大阪や各地へ運ぶ連絡線として役割を果たしました。

沿線に工場のあった「三ツ矢サイダー」も連絡線に積み込まれたと言います。

この連絡線が廃線になるのは、1981年(昭和56年)のことで、60余年も
続いた連絡線も最後のころは利用者も減り、一日に5往復の運転だったと言います。

私も一度も乗ったことがありませんでした。

                       (つづく)


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