悪循環を断ち切る。


お預かりのZ34はクラッチトラブルです。
『ギアがはいらない』と言うことでしたのでミッショントラブルを想定していましたが、試走の感じでは何の問題もなし。
ところが翌日 車へ乗り込みクラッチペダルを踏み込むと、そのままペダルは帰ってきません。 結果的にレリーズシリンダーのトラブルでした。



Zスピードパフォーマンス / クラッチレリーズシリンダー
油圧シリンダーとは、簡単に言うなら注射器のポンプのようなもの。
筒やシールが変形し、エアーを噛みこむことによりペダルタッチの悪化や、切れ不良を引き起こします。 勿論、自然治癒するはずもなく、どこかのタイミングで交換は必ず必要になります。
DAYTONAでは強化or純正クラッチにかかわらず、強化オイルシール、高剛性ボディを持つヘビーデューティークラッチスレーブシリンダーキットへの交換をおすすめしています。
また、同時交換パーツとして、クラッチホース、マスターシリンダーの交換もおすすめしています。 何故ならば、クラッチにエアーが混入した際に、マスターシリンダーがオーバーストロークし、シールを痛めているケースが多々有ります。
ですので、トラブルを未然に防ぐためにも油圧シリンダーは上下で交換。 今後の熱対策として(クラッチホースは触媒のすぐ近くを通っている)ステンレスメッシュホースの交換。 
これがダイレクトレリーズ方式における三種の神器です。


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