チューニングとはノーマルの延長線上


大型セダン→フェアレディZへお乗り換えしたばかりのオーナーさんが、DAYTONA SPORTS ECMのご依頼に来てくれました。


DAYTONA SPORTS ECM for VQ35DE.
大排気量スポーツカーの醍醐味と言えば、暴力的な加速性能をまずは期待することでしょう。
どこまでも突き進んでいくようなパワーとトルクフルなエンジン。 勿論、コンピューターのマッピング1つで全てが豹変しました!と言えば嘘になるでしょうが、少なくとも私達が提供するSPORTS ECMの姿とは、大排気量エンジンを搭載するフェアレディZの本来の姿をイメージした結果と考えています。
販売する車(市販車)とは様々な制約があり、例えば18歳の初心者も、80歳の反射神経が鈍くなってきた方も、勿論運動神経、反射神経が抜群に優れた3~40歳代の方もステアリングを握る可能性があり、誰に行き渡るかわからない以上、メーカーとしては無難な線を落とし所にするしか方法はありません。 その中でも精一杯のパフォーマンスや味付けを行うことこそがメーカーの仕事でしょうし、その結果は素晴らしいものであるとも私達は理解しています。
しかし、DAYTONAに来てくださる方々は、そのもう1歩向こう側を見てみたいと願っている方たちばかりで、私達もその想いに応えることが出来るよう精一杯のパフォーマンスを提供しています。 
例えば、急激に燃費が悪化したり、エンジンにストレスを掛けたり、アクセルコントロールがシビアになったり、そのような結果になるなら それは私達の言うチューニングではありません。
私達が言うチューニングとはギリギリまでパワーを出すことではなく、最小の改善で最大の成果を追い求めることを指しています。どこまでノーマルに近づきながらもパフォーマンスの向上に勤めることが出来るか? 言うなれば、エンジンの、いやフェアレディZのツボを適度な強さで押さえる事こそ、DAYTONAが求めるチューニング(調律)であるといえるのです。


DAYTONA Facebookページでは、BLOG一期一へぇで紹介しきれない画像や情報を沢山公開しています。
Blogと並行して閲覧することで楽しさ倍増間違いなしです。
 
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