組み立てるだけでは勿体無い。 Vol,1


STILLEN┃スーパーチャージャーキット for 370Z
中国地方よりプライオリティ入庫をしてくれたZ34へスーパーチャージャーの取り付けを行いました。
僕達は年間10基以上の装着を行うからわかるけど、毎回キットのそのものの大幅なアップデートは行われていませんがショートパーツの類は少変更(勿論良い方へ)が繰り返し行われていて、使うほどに信頼性が増していく印象があります。
また、僕達も単純に取り付けて終わりという流れ作業ではなく、僅かな箇所ではあるけれど手を加えています。 特にストックでは吸気漏れを誘発しやすい箇所があり、STILLENサイドではシールレスのポイントがあるけれど、日本でシーシングを行い長期的に使用してもトラブルが起きにくい体質へと改善を施しています。
それとブローバイホースの取り回しは完全にDAYTONAオリジナルへと変更しています。 単純に配管の本数を減らしたいのが主な目的ですが、余計なものを間引く→トラブルの回避→メンテナンス性の向上と考えているから、できるだけシンプルに組んでゆきます。
ただでさえ配管類が多くなるのですから、その辺りはちょっとした努力が求められて当然かも知れません。


ここ最近はポリッシュシリーズ以上にブラックシリーズの人気が高いです。
サテン、ポリッシュ、ブラックの順に価格は上昇しますが性能は均一。 ただ、組み上げた時のエンジンルームの満足感はその逆の順となります。


後付けの点火系やサスペンション周りのハーネスが多かったので、その辺りのハーネス処理も同時に行いました。
せっかくバラすのだから綺麗に結線できる箇所は行い、まとめることが出来る箇所はまとめていくとシンプルで綺麗に収まりがつきます。 
これから組み上げて納車した後、今後 他の誰かがメンテナンスのために手を入れたとしても、扱いやすい環境へと整備しておくのも僕達の大切な役割の1つであると考えています。


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