組み立てるだけでは勿体無い。 Vol,2


スーパーチャージャーの搭載に伴い、これを機にステップアップを行ったポイントを数点ご紹介します。


UpRev┃MAF-GT
最近のSTILLENスーパーチャージャーチューニングは、段階的にパワーを上げていくのではなく一気にハイブーストプーリーを組み込むことが多いです。
その際に必要となるのはMAF(エアーフローセンサー)の大型化です。 このパーツは空気の量を測定し適切な燃料をコントロールするための大切なセンサーですが、純正では420馬力程度までの測定範囲ゆえハイブースト仕様では容量不足が生じフューエルコントロール妨げとなってしまいます。
大容量化に伴い500馬力オーバーの風量でも問題なくコントロールが行え、きめ細やかなセッティングを行う上でも欠かせない存在となっています。


Z1モータースポーツ┃ウレタンエンジンマウント
組み上げていくと何も見えなくなり、外的な満足よりも内的な満足度が高い部品というのは多々あります。
性能に直結する部品は”ほぼ”このジャンルに集約されていますが、Z1モータースポーツ製ウレタンエンジンマウントもその1つ。 エンジン出力が大きく上昇するならば、それに伴い大きく揺れ動くエンジン本体を抑制する必要があります。
その抑制する効果×絶対的な快適性能(主に振動の問題)のシンクロポイントは難しいところがあるけれど、本商品はNVH(ノイズ、バイブレーション、荒さ)を最大にまでコントロールしたウレタン素材をダンパーにしているから、イイトコどりを上手に組み合わせたチューニングパーツとなっています。


OS技研┃スーパーロックLSD(DAYTONA-Spec)
絶対に欠かせないのは機械式LSDの装着。 ハイパワーな出力を路面へ伝達するのは2本のタイヤですから、そのタイヤに関しては皆さんは高性能な銘柄を使用されていると思います。
しかし、そのタイヤへ力を伝達しているのは作動制限デフ(リミテット・スリップ・デフ)であることを忘れないでもらいたい。 
自動車メーカーが恐れるのはパフォーマンスの素晴らしさが綺麗に伝わらない事ではなく、僅かな振動や違和感をクレームとして訴えてくる顧客に恐れているから僅かでも尖ったものを採用できないという弱点があります。 例えば、同じ日産のGT-R ジャンルこそ同じ日産スポーツの枠内にZも鎮座しているものの、LSDの強さはZの比ではなく当然ながら作動音もそれなりに出ます。 メーカーサイドとしても「GT-Rを購入する層ならばパフォーマンスと引き換えにこれくらいの作動音は諦めてくれるだろう」と割りきった決断をしているのだろうと思います。
それが、作動音は皆無でありながらロック率が高くなるとしたらどうしますか?と言うのが本商品の切り口だし、実際に装着をすると真っ直ぐ走るだけの素晴らしさにも気がつくであろうと言うのが楽しさのポイントでもあるわけです。


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