The Ichigoichi-hey!!!
デイトナ「やまもと」の一期一へぇ!!!
最終型Z32 再生プロジェクト Vol,4
エンジン、駆動系等の整備作業を終えたら、最後の最後に内外装の仕上げ工程に進みます。
前後バンパー交換、サイドスカート、リアウイング、リアワイパー撤去、サイドリップ取り付けの予定ですので、まずは純正部品を取り外していきます。
仮付け中。 純正品以外のエアロバンパーというものは良くも悪くも仮付け→調整を必要とするケースが多く、中には大幅な調整とはいえないような修正が必要となる物もありますが、TwinZはフィッティングは抜群。 本当に微調整程度で済みました。
純正のサイドスカート下部にサイドリップをつけようかとオーナーさんと相談しましたが、答えはシンプルなボディをとの事で、やはり当初の計画通りサイドスカートを撤去します。
サイドスカートを外すとサイドシルに中位の凹みを発見。。。
この車両はオーナーさんが購入される前に関東にて全塗装を行われていたと聞いていたそうですが、何故かサイドスカートの下に隠れていたサイドシルには手を付けられておらず???
しかしながら、このような事案も含めてのレストアですからスライディングハンマーで可能な限り凹みを修正し、わずかにパテにて形成を施しました。
ボディ下部のアンダースポイラー類はホイール同色へのツートンペイント指示でしたので、このホイール色を調合します。
ウインカー位置変更やダクト部へのネット処理など。 細かな作業も手を付けていきます。
それら塗装作業が終えるとボディコーティングを行い、下地研磨を行った後にガラス事を塗布します。 ザラッとした塗装面からヌメリのある光沢が現れました。
原色系のボディカラーには本当にガラスコーティングがマッチします。
着手前
着手後
使用前後では随分とクルマのイメージが変化しました。
僕達は修理であろうとチューニングであろうとレストアであろうと、持てっている力(技術)を精一杯使い1台1台と向き合っています。 また、僕たちは単一車種の専門店であるから、応用できそうな技術や部品の提案を行い、最新型のZ32を作り出すことが出来る利点も併せ持っています。
そのような状況下で組み立てられたZ32は信じられないほどスムーズに稼働しますし、オーラにも似た眩いばかりのボディを手に入れたこともあり、その存在感は抜群のものに仕上がっていることは、これだけの案件を預けてくださったオーナーさんのこだわりだけではなく、金銭的、時間的、情熱的な予算を僕達へ与えてくださったからこそ実現を果たした案件です。
ただ、創り手側の事情(もう少し調整したい、当初予定していなかったけど少し手を入れたい)が重なってしまい、結果として2年間もの時間を頂戴しておりながら、4月納車にの予定が2ヶ月も伸びてしまったことは反省せざる得ません。
ずっと楽しみに待っていただいていることは解っていました。この点につきましては大変申し訳のない結果であったと反省しています。
オーナーさんはこんな方(嘘です。帰国したお土産としてオーナーさんより頂戴しました。)
さあ、もしかしたら貴方の街(まあ関東ですが)でこのZ32が走っているのを見かける日が来るかもしれません。 これほどのインパクトが有る車ですから見間違えることはないでしょう。
とても気さくなオーサーさんですので声をおかけしても面白いかもしれません。 海外生活が長い方ですので、そのあたりはとてもフレンドリーに接して頂けると思います。
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