ロードスターRF。


Z33からNDロードスターへの乗り換え。 実は結構多いパターンであったりしますが、それでも2016年から販売が行われているRF(電動ハードトップ仕様)は初めての入庫です。
これまでのソフトトップバージョンとの大きな相違点は、手動ソフトトップであるかリトラクタブル式ハードトップであるか、またエンジンはソフトトップモデルは1500cc対するハードトップモデルは2000ccであったりと、同じ車でありながらも同じキャラクターではないという面白い2面性を持っていたりもします。
また、販売価格はRFのスタートで324万円 様々なOPを加算してゆくと400万円が一つのラインとなるのではないでしょうか? 今回お預かりしたRFはBBSホイール、Bremboブレーキ、BILSTEINダンパー、RECAROシートと、クルマ好きなら泣いて喜びそうなアイテムが純正OPとして選択可能(もしくは標準装備) この車を欲しいと思う年齢層やフリークの心理をマツダはシッカリと心得ているというところが、悔しいかな日産には無くマツダは持っているというところでしょうか?
話は少々脱線しましたが、そのRFを持ち込んで頂きDAYTONAでプチモディファイのお手伝いをやらせていただきました。

純正OPで選択できるハーフスポイラーの取り付け塗装を行いました。 これは通常グロスブラックの塗装済みアイテムなのですが、日産WV2ガンメタリック フェアレディZニスモの腰下と同じ配色へと塗り替えを行いました。 また同じくニスモグレード同様に、ワンポイントのレーシングレッドラインをスッと1本通すことにより、スポーティなスピリットを演出です。


また、ローダウンは必須でしょう。 ソフトトップ用OHLINSダンパーをベースに、UKのロードスター専門店が推奨するバネレートを参考にリモデルを行いました。
これはソフトトップ仕様と比較して100kg近く重量増となっていることや、30馬力近いエンジンパワーの上昇に伴いリセッティングを行いました。 事前の仮想データーもバッチリとマッチし、フロントノーズがシャープに、だけどピーキーさは全く感じることのなく、またリアタイアがシートバックに位置することから挙動に敏感になりがちですが、初めて作ったとは思えないほど乗り味が美味しくトラクションを背中で感じるイイクルマへと仕上がりました。



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