VG30DETT MOTOR CHANGE Part2.



エンジンを降ろしエンジンfactoryへ輸送しオーバーホールが行われました。
ピストンリングやメタル、ガスケット等は無条件で新品へ交換。 バルブ研磨やシリンダーホーニング、クランクポリッシュ、各部クリアランス調整、最後にエンジンベンチでテストを行いリビルトエンジンは完成します。
例えばエンジンfactoryへ運ぶこと無く、町のクルマ屋さんでオーバーホールを行うという選択肢もありますが、僕の中では餅は餅屋。
その餅屋にもある種の選定基準があり、あまりにも価格重視や一般的すぎても駄目だし、かと言って何でもかんでもレーススペックで提供されても正直困るし、僕が望む基本スタイルはストリートパフォーマンスが高いポイントは確実に抑え、純正プラスαのレベルで再生させることが「DAYTONA基準」です。
そういう僕のオーダーに真摯に応えてくれ、技術や機材、知識を持ったfactoryで再生されるエンジンに相応の値打ちを感じるし、高度な測定器材やエンジンベンチを兼ね揃えながら、今は廃盤になった日産純正リビルトエンジンとほぼ同価格と言う破格のプライスでハイクオリティなオーバーホールを行うことが出来る事実もアピールポイントです。
勿論、更なるハイスペックレベルでリビルトを行うことも可能で、その場合はMoS2ショット(モリブデンコーティング)エンジンピストンを使用し、クランクメタル、オイルポンプ、ピストンリングにはWPC加工を施した低フリクションSPLモデルの製作も可能です。





リビルトターボチャージャーや補機類が組み込まれたエンジンを車体へ搭載します。
配管、トランスミッションを元通りに組み立てていき、あとはエンジンに火が入るのを待つだけ。
とは言えベンチテストまで終了しているエンジンですから、何の心配もなくクランキング一発でエンジンは始動。
再び息を吹き返した瞬間でした。


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