人気には訳がある。 Z34スーパーチャージャー2。


ただ、そのスーパーチャージャーには欠点がないわけではありません。
それは今よりもっと出力がほしいと思ったとき、ターボでは最大過給圧を上げていくためにブースト圧を任意でコントロールを行い、同一ユニットでありながらも簡単に100馬力以上の出力を上昇させることが可能なのに対し、スーパーチャージャーではベルト駆動で過給を作るためプーリー比の変更でブースト圧を制御しています。 また、ターボほどにブーストに自由度がないために比較的おとなしい仕様となります。
とは言え、純正比+150馬力程度まででしたらエンジン本体には手を加えずに出力を得ることが出来るのは、チューニングを楽しむ工程としては大きなアドバンテージであることに違いはなく、次なる課題としては1.5倍もの出力をコントロールするだけのブレーキやタイヤ、駆動系の追加チューニングは必須になるわけですから、それこそパワーだけにとらわれている訳にはゆきません。


ですが、肝心のエンジンそのものは先にも書いたように手を加えること無く最大パワーに耐えゆるだけの余力を残していますし、DAYTONAが販売を行うSTILLENスーパーチャージャーは部分的に日本仕様としての改善を行っています。例えば、オイルクーラーの装着もその中の一つですが、ノーマル時でさえエンジン油温に余裕が無いためにワインディングの走行ではダッシュにマウントされている油温計とニラメッコをしながら運転をされる方も多いハズ。 それが1,5倍もの出力を得たとなれば当然ながらパニックです。
そこで私達はオイルクーラーもSTILLEN(セトラブ製)オイルクーラーをKITの一部として含み、新たに得たパワーを余すこと無く楽しむことが出来るようにパッケージ化を行なっています。
常識内の距離を、非常識なスピードで駆け抜けたとしても、動力を作り上げるエンジンや補機類には最小なストレスで済むように工夫をこらし、オーナー氏はただ単純に楽しんでもらえばいいだけという内容となっています。


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Blogと並行して閲覧することで楽しさ倍増間違いなしです。

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