白煙・・・その2

車載状態での診断は出来るところまでやりましたので、とにもかくにもエンジンを下ろしましょう。

意外とコンパクトなんですよね。降りてしまえばの話ですが。


タービンです。これが白煙の原因のようです。 
個体差が大きいので、何万キロで壊れるとかいうのはありませんが、この車の場合13万キロでした。 ちなみに20万キロを白煙無しで走るZもいますので、ホントこればかりは運ですね。 ちなみにマフラーさえもノーマルのオリジナルコンディション車両です。


遮熱板辺りが黒ずんでいますが、オイル漏れの跡です。
これもよくあることですが、EX側のカムカバーからオイル漏れしています。
車載状態では大変な作業も、エンジンが下りてしまえば楽な修理です。
当然カムシールも交換します。 ついでにエンジンマウントも交換します。
驚くような話ですが、Z32は5万キロも走ればまずエンジンマウントはぶち切れてしまい、切れたマウントに乗っかっているだけの状態になります。
重さと振動に耐えられないようです。 エンジンを下ろす場合は無条件でマウントは交換しています。 ちなみに強化マウントは存在しませんので、純正品で交換するしかありません。

タービンは御馴染みリビルト品(中古再生品)へ交換です。
新品1機8万円ですが、リビルトですと丁度半値でした。 リーズナブルです。

つづく。。。
« 白煙 白煙・・・その3 »